2017年5月27日 更新
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普段着のイタリアごはん Cucina Del Giorno 第5巻

毎月ミラノからお届けする美味しいイタリアごはん♫
すっかり暖かくなりました~@ミラノ日本より季節が訪れるのが少し早めのイタリアです。
日差しも強いので、ミラノの日中はすでに暑いくらいです。半袖の人、公園で日光浴をする人もよく見かけます。

街中に緑の木々や春のお花が溢れています。街の中心のスフォルチェスコ城では菜の花やタンポポが満開!
街散策や散歩の人の目を和ませてくれています。

簡単&美味しいイタリア料理を作りやすいレシピで毎月お届けいたします!
ふわり~イタリア生活のひとこまも!ミラノで暮らしているようにお楽しみにください♡

 

 ミラノお料理教室 K`s kitchen Milano です

みなさま♡こんにちは!
イタリア・ミラノで野菜&雑穀ソムリエの小さなお料理教室 K`s kitchen Milano を開いています入交(いりまじり)けいこです。

マンスリーレシピマガジン『普段着のイタリアごはん Cucina Del Giorno(クッチーナデールジョールノ 毎日の料理)』では簡単・ヘルシー・お洒落なイタリアンのレシピを毎月ミラノからお届けいたします♫

コラム「ミラノの暮らしのレシピ ふわり~イタリア生活」では不思議の国イタリアでの生活のあれやこれやをお届けいたします。

ミラノで実際に暮らしているように楽しんでいただけたら♡うれしいです。
すっかり暖かくなりました~@ミラノ
日本より季節が訪れるのが少し早めのイタリアです。
日差しも強いので、ミラノの日中はすでに暑いくらいです。
半袖の人、公園で日光浴をする人もよく見かけます。

街中に緑の木々や春のお花が溢れています。
街の中心のスフォルチェスコ城では菜の花やタンポポが満開!
街散策や散歩の人の目を和ませてくれています。

 今月号のイタリアンレシピはこの2つ!

♡タプナードソースと
           真っ赤なトマトのブルスケッタ

♡カロッツァ Carrozza

 タプナードソースと真っ赤なトマトのブルスケッタ

タプナードソースと真っ赤なトマトのブルスケッタ
これから旬をむかえるトマトとローズマリーの蒸し煮
イタリアの保存食ブラックオリーブ漬け・アンチョビ・ケーパーから作るタプナードソース

どちらもとても簡単に作れる2種類の前菜です
今回はパンにのせてブルスケッタ仕立てにしました♫
タプナードソースと真っ赤なトマトのブルスケッタ イラストレシピです
見ながら作りやすいようにイラストレシピにしてみました♫

2種類とも、とても簡単!美味しい~!レシピです。
応用もききますよ~
楽しんで作ってください(^.^)/~~~

レシピ タプナードソースと真っ赤なトマトのブルスケッタ

よく熟した真っ赤なトマトとフレッシュローズマリー、イタリアの保存食のブラックオリーブの実・アンチョビ・ケーパーの実で作る2種類のブルスケッタです。 手軽に作れ、作り置きレシピとしても大活躍するお料理です。

材料(4人分)

バゲットパン
8切れ
【タプナードソース】
ブラックオリーブの実(種なし)
20個
ケーパー(酢漬け)中くらいのもの
10個
アンチョビフィレ(5~6cm)
2本
エキストラバージンオリーブオイル
大さじ2~3
飾りにフレッシュバジルの葉
適量
【真っ赤なトマトのローズマリー風味】
プチトマト(味が濃く熟したもの)
12個
にんにく
1/4かけ
オリーブオイル
大さじ2
フレッシュローズマリー
5cmくらい2本
白ワイン
大さじ1と1/2
2つまみ

作り方

  • 1
    タプナードソースを作る。オリーブの実・アンチョビフィレ・ケーパーをミキサーまたはフードプロセッサーに入れる。そこへエキストラバージンオリーブオイルを2回に分けて加えながら、少し白っぽくもったりするまで撹拌する。
  • 2
    トマトのローズマリー風味を作る。トマトはヘタを取り、よく洗い、水気をふいておく。
  • 3
    にんにくは皮と芯を取り、包丁の背でたたく。
  • 4
    フライパンにオリーブオイル・にんにく・ローズマリーを入れ、弱火からじっくりと加熱する。
  • 5
    オリーブオイルがプチプチと音をたて、いい香りがしてきたら中火にしてトマトを加える。
  • 6
    塩をしてトマトをころころとさせ炒める。トマトの皮がぷっくりとふくらんできたら、白ワインをまわしかけ、フタをして5~7分ほど蒸し煮にする。
  • 7
    温めて表面をカリッとさせたバゲットパンに2種をのせて出来上がり。

コツ・ポイント

【タプナードソース】 エキストラバージンオリーブオイルを加えながら撹拌した方が早く細かくなります。このソースは冷蔵庫保存がききます。暑い夏には茹でた魚介類を合わせて冷たいパスタにしても美味しく召し上がれます。 【トマトのローズマリー風味】 なるべくイタリア種の味の濃いトマトを使ってください。 フライパンでの蒸し煮は火を止めてから少し冷めるまでそのまま置いておくと、より味がしみて美味しくなります。パスタと合えて温かいトマト&ローズマリーパスタも美味しく召し上がれます。
食材&調味料はこんなにシンプルです♫
【新鮮な食材】
●プチトマト ●バジルの葉 
●ローズマリーの葉 ●バゲットパン
【買い置きしておくと便利な保存のきく食材】
●アンチョビフィレ ●ケーパー
●ブラックオリーブの実
【調味料】
●エキストラバージンオリーブオイル 
●オリーブオイル ●白ワイン ●塩

※オリーブオイルの使い分けのおすすめ
香りや風味の強い1番絞りのエキストラバージンオリーブオイルは生食用(タプナードソース)に。マイルドな2番絞りのオリーブオイルは加熱調理(トマトのローズマリー風味)に使い分けましょう。1番絞りは酸化しやすいために黒または濃い緑の瓶に入っています。透明な瓶に入っている黄色のオリーブオイルは2番絞りです。軽い風味なので揚げ油や和食の調理にも向いています。お試しください!
手順① タプナードソース

材料の準備をしましょう。

ブラックオリーブの実       20個
ケーパー             10個
アンチョビフィレ         2本
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2~3
手順② タプナードソース

撹拌できる容器に、ブラックオリーブの実・ケーパー・アンチョビを入れます。
エキストラバージンオリーブオイルの約半量を加えます。
手順③ タプナードソース

少しずつ撹拌していきます。
最初は具材が大きいので、少し細かくなるまでゆっくり撹拌します。
手順④ タプナードソース

細かくなってきたら、残りの半量のエキストラバージンオリーブオイルを加え、さらに少し白っぽくもったりするまでペースト状にします。
※このとき、オリーブオイルが分離せず完全にペースト状に一体化するまで混ぜてくださいね。
手順⑤ タプナードソース

出来上がったタプナードソースを容器に移します。
あとは温めてカリッとさせたバゲットパンにのせて、お好みでバジルの葉を飾れば出来上がりです!

※瓶などの保存用にに入れ、冷蔵庫保管をすれば2週間ほどは日持ちします。
手順⑥ トマトのローズマリー風味

材料の準備をしましょう。

よく熟れたプチトマト  12個
にんにく        1/4かけ
オリーブオイル 大さじ2
フレッシュローズマリー 5cm位2本
白ワイン 大さじ1と1/2
塩 2つまみ

※にんにくは皮ごと水に3分ほどつけておくと、皮がつるりとむけるので便利です。
 

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