2017年5月27日 更新
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普段着のイタリアごはん Cucina Del Giorno 第5巻

毎月ミラノからお届けする美味しいイタリアごはん♫
すっかり暖かくなりました~@ミラノ日本より季節が訪れるのが少し早めのイタリアです。
日差しも強いので、ミラノの日中はすでに暑いくらいです。半袖の人、公園で日光浴をする人もよく見かけます。

街中に緑の木々や春のお花が溢れています。街の中心のスフォルチェスコ城では菜の花やタンポポが満開!
街散策や散歩の人の目を和ませてくれています。

簡単&美味しいイタリア料理を作りやすいレシピで毎月お届けいたします!
ふわり~イタリア生活のひとこまも!ミラノで暮らしているようにお楽しみにください♡(3ページ目)

 
手順④

モッツァレラチーズ・アンチョビフィレ、ともにキッチンペーパーではさみ、水分と油分を軽く取っておきます。
手順⑤

正方形に切ったサンドイッチパンの中心にモッツァレラチーズ、その上にアンチョビをのせます。
手順⑥

そこへサンドするようにもう1枚、パンを重ねます。
両手の平ではさみ、上下から軽く押し、パンとパンをなじませます。
※パンどうしがつきにくいときは、四方を指でつまんでつくようにします。このときにパンが少しつぶれても、このあと牛乳にくぐらすので食感はふっくらするので大丈夫です。
手順⑦

サンドしたパンを牛乳にしっかりとくぐらせ、パン粉をつけます。
※牛乳はたっぷりとつけましょう。
手順⑧

パン粉をつけます。
側面にもしっかりつけましょう。
手順⑨

衣をつけたら重ならないようにバット等に並べます。
すぐに揚げてしまうと衣がはがれやすので、最低でも5分ほど置いてから揚げましょう。
※あらかじめ、下ごしらえをしておく場合はこの衣つけまで済ませてまら、揚げるまで冷蔵庫で保管してください。前日に用意しておいても大丈夫です。
手順⑩

揚げ油を準備しましょう。
フライパンにオリーブオイルを深さ1~1.5cmくらい入れます。
中火で温め、温度の確認をします。
170~180℃、パン粉を落としてみてすぐにシュワッと上がってくる状態です。
※温度が低いとカロッツァが油をたくさん吸ってしまい、カリッと仕上がりませんので気をつけてくださいね。
手順⑪

カロッツァを揚げましょう。
揚げる前のカロッツァはとても柔らかいので、手またはトングでそっとオリーブオイルにいれます。
※柔らかいので菜箸だと入れにくいかもしれません。
手順⑫

揚げはじめの最初の2分ほどはカロッツァにさわらないようにしましょう。
下の衣の部分が少ししっかりしてきたら、そっと持ち上げ、キツネ色に揚がっているか確認しましょう。
手順⑬

カロッツァを裏返して、両面をきつね色にからりと揚げます。
手順⑭

からりと揚がったカロッツァを油切りバットに並べます。
斜めに立てかけるように置くと油の切れがよく、全体がカリッと仕上がります。
手順⑮

揚げ終わったオリーブオイルは熱いうちに茶こしにキッチンペーパーを敷き、濾します。
(このオリーブオイルは炒め物などにどんどん使いましょう)
手順⑯ 盛り付けです!

1分ほど油をきったらお皿に盛りつけて出来上がりです。

モッツァレラチーズがとろり~と溶けてアンチョビと一体化した熱々をどうぞ!

Buon appetito ブォナぺティートヽ(^o^)丿
さぁ~召し上がれ♡

 ミラノ暮らしのレシピ ふわり~イタリア生活

イタリアのメルカートはわくわくワンダーランド
ミラノに住むようになって大好きになったのがMercatoメルカート(市場)です。
常設ではなく、それぞれの街で週2回ほど道路や広場を区切って開かれるテントのある青空市場です。
ミラノ市内でもメルカートは何か所も、それぞれ曜日も変えて開かれます。
私がよく行くのは月曜と木曜のSan Marcoサンマルコのメルカートです。
時間帯はメルカートにもよりますが、だいたい朝の9時頃~午後1時くらいまでのことが多いんです。
生鮮食品以外にも普段の生活に必要なものが揃うので、メルカートはいつもたくさんの人でにぎわっています。
日本から行ってまず最初に驚いたのは、野菜や果物の色がとても濃いこと!です。
まるで鮮やかな色が目に飛び込んでくるかのようです。
イタリアの強い日差しのせいでしょうか。色だけでなく、味もとても濃いんですよ。
素材がいいんので、調味料はあまり色々な種類は必要ないように思います。オーリオ(オリーブオイル)・サーレ(塩)・アチェット(酢)があれば、大体のイタリア料理が作れてしまうほどです。
 

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