2016年9月28日 更新

Les Cafes du Matin 気持ちよいカフェ巡り 7月号

鎌倉出身・食空間プロデューサーの朝子とめぐる【気ままなカフェ巡り】 気持ちの良い空間で美味しくてオシャレなスイーツがおすすめのカフェの魅力をご紹介します。

 ~ はじめに ~

建築雑誌は、わたしにとって絵本のようだった。
自然豊かな鎌倉で生まれ育った私。 鎌倉の大自然が格好の遊び場だった為、男の子の様におてんばで好奇心旺盛。
とにかくその頃から食べる事が大好きでした。 家族でドライブに出掛けてどんなに爆睡していても、そろそろ何か食べようかの一声で、すぐ起きるような子だったと今でも親戚の間で笑い話になるほど自他共に認める食いしん坊(笑)
その一方、建築家の父の影響で我が家は、建築のあらゆる雑誌であふれかえっていました。
必然に建築雑誌は、わたしにとっては絵本の様なもの。
自然と小学生で建築雑誌に出てくるバング&オルフセンやミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアに憧れる子供でもありました。
大人になり、大好きなインテリアと趣味の食べ歩きの両方を兼ね備えた仕事がある事を知り、店舗プロデューサー、カフェプランナーやデザートクリエーターなどのスキルを学び、2つ目の夢だった商空間に携われる会社でインテリアのスタイリストをさせて頂いてました。
結婚後は、前から興味のあったテーブルコーディネート習得。
現在はdining&styleの認定講師として食空間プロデューサーに。
これから、食とインテリアを通じて独自の目線で素敵なお店をご紹介させて頂きます。

 2年連続アジア最優秀パティシエ ジャニス・ウォン ◉新宿

カシスプラム
咲き誇る日本の桜からインスピレーションを受けて創作した彩りが何とも美しいデザート♡

ジュレ上の梅酒のグラニテ(氷菓子)の上にカシスで出来たボールのシャーベットが、涼しげに添えられています。この美しさ、来た瞬間テンションが上がります(^_^)!
中にはエルダーフラワーヨーグルトを泡状にしたサッパリとしたソースが入っていて、カシスととても合うんです!
時折感じるライスパフの香ばしい食感に、タケノコに醤油と砂糖を絡めて作った、たけのこの照り焼きの味がなんとも斬新!
日本の味を忍び込ませるところが何ともニクイですね!

(カシスプラム ¥1950)
アーティストとしての一面を見られるのも魅力
2年連続アジア最優秀パティシエに選ばれたシンガポールを代表するシェフ ジャニス・ウォンによる五感で楽しむ新しい感覚のデザート。

ジャニス・ウォンのつくり出すデザートとアートを融合したアシェットデセール(皿盛りデザート)をお酒とともに楽しむデザートバー♡
グレーとブラックを基調としたシンプルな店内に天井にはブラックのアイアンワークでエッジをきかせ、壁面には何とも鮮やかなジャニス・ウォンが手掛けたアートが一層モダンな空間を演出。アーティストとしての一面を見られるのも魅力の1つですよね!

メニューは、定番と季節のアシェットデセールを単品で頼むこともできますし、デザートを十分に堪能したい方には、コースも用意されていますのでそちらがオススメです!
中にはライブキッチン
お店の真ん中にはカウンター席とキッチンが一緒になったライブキッチンを設け、パティシエが目の前でアシェットデセール(皿盛りデザート)を作る姿を見ながらいただくことができます。ワクワクしますよね!
奥の壁面にはミラーを使用する事で奥行きと華やかさが生まれ、オシャレな大人の空間を創り出していました。
京都庭園
枯山水の白砂に描かれる砂紋をホワイトチョコレートで描いた何ともアーティスティックな一品!
庭園の緑はピスタチオのスポンジケーキで演出し、オレンジブロッサムの薫るアイスを岩に見立てホワイトチョコレートでコーティング。甘酸っぱいアプリコットのジュレがアクセントになり、どこを見ても計算尽くされたジャニス・ウォンならではの世界観!

香りまで手を抜かない、まさに五感で楽しめるデザートにワクワクしない人はいないのでは(^_^)(京都庭園 ¥1500)

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