スペインのクリスマス
スペインのクリスマス~前半~
スペインのクリスマス~中盤~
日本ではクリスマス飾りが完全に片付いている大晦日、スペインのクリスマスはまだまだ終わりません。クリスマスの静寂の夜とは打って変わって、陽気に過ごす夜。パーティーの後、ブドウとCAVA(スパークリングワイン)を持って広場に集まります。
そして迎える年越しの瞬間、12時の鐘に合わせて12粒のブドウを食べます。12粒は同時に新年の各月を表すそうで、ブドウを食べきると良い年になるんだとか。新年を迎えると同時にCAVAを開け、そのまま朝まで飲んで踊って過ごします。
そして迎える年越しの瞬間、12時の鐘に合わせて12粒のブドウを食べます。12粒は同時に新年の各月を表すそうで、ブドウを食べきると良い年になるんだとか。新年を迎えると同時にCAVAを開け、そのまま朝まで飲んで踊って過ごします。
スペインのクリスマス~後半~
クリスマスのクライマックスは、1月5日の夜にスペイン各地で華やかな行われる三人の賢者(王様)のパレード、そして1月6日の国民の祝日「三賢人の日」。スペインでクリスマスプレゼントを運んでくれるのは、伝統的にはこの三賢人ということになっています。
最終日には、ロスコン・デ・レジェスと呼ばれるドーナツ型の大きな菓子パンを食べます。中には陶器の小さな人形を1つ隠しておき、当たった人はその年は幸運に恵まれると言われています。
最終日には、ロスコン・デ・レジェスと呼ばれるドーナツ型の大きな菓子パンを食べます。中には陶器の小さな人形を1つ隠しておき、当たった人はその年は幸運に恵まれると言われています。
[料理の紹介] パスタのパエリア
パスタのパエリア
スペイン北西部カタルーニャ地方には、パスタで作るちょっとおもしろいパエリアがあります。味付けはお米のパエリア同様、シーフードやイカスミなどさまざま。
ロングスパゲティーをパキパキ折って、乾燥のままオリーブオイルで炒めて使うのがポイント。お米で作るパエリア同様、茹でずに加えてスープをたっぷり吸わせます。ちょっと珍しい調理を楽しんでください。
ロングスパゲティーをパキパキ折って、乾燥のままオリーブオイルで炒めて使うのがポイント。お米で作るパエリア同様、茹でずに加えてスープをたっぷり吸わせます。ちょっと珍しい調理を楽しんでください。
レシピ パスタのパエリア
材料
- スパゲティー200g
- 有頭エビ4本
- たら(切り身)1切れ
- Aトマトピューレ100g
- Aブイヨン小さじ2
- A塩小さじ1/2
- A湯300
- オリーブオイル大さじ3
- ルッコラ・ホワイトマッシュルーム適宜
作り方
- 1Aを熱し、たらを加えスープを作ります。
- 2オリーブオイルでエビをソテーして一旦取出し、スパゲッティーを炒めます。
- 32に1を加え、エビをトッピング。蓋をせず中火で7分煮ます。
- 4水分がなくなったら火を止め、彩りを散らして完成。
11月になると街のメイン通りは華やかなイルミネーション、商業施設にはベレン人形などのクリスマス飾りで賑わいます。
クリスマスの夜は、家族が集まる大切な日。お祭り騒ぎが大好きなスペインっ子たちも、この日ばかりは自宅で。特別な料理を囲み、厳粛な夜を過ごします。