2017年4月24日 更新
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「喜ばれる盛りつけ」教えます。創刊号

盛りつけの基本やテクニックを知れば、誰でも「美味しそう!」に料理を盛りつけられます。いつもの料理を大変身させちゃいましょう!

SNSに素敵な料理写真をアップしたい!自分が一生懸命作った料理を褒めてもらいたい!今よりもっと料理上手になりたい!食べてくれる人に喜んでもらいたい!
そんなアナタを、盛りつけ研究家・三浦ユークが応援していきます!

アナタの料理を「素敵盛り」にしてみませんか?

 

 著者紹介 vol.1

「盛りつけ研究家」三浦ユークです。
その名の通り、料理の『盛りつけ』に特化した料理研究家です。

盛りつけ研究家以外に、俳優、マジシャンとしても活動しております。だからでしょうか、お客様に『見せる』&『魅せる』という部分にとても重点をおいています。

料理は作業ではなく『エンターテイメント』
だと考えています。つまり楽しいことなのです。ワクワクさせてくれることなのです!

料理が『幸せ」』のきっかけ

美味しい料理を食べた時、誰もが思わず笑顔になりますよね。気の合う仲間や、好きな人と食べる美味しい料理はなおさら美味しく、楽しく感じ、時には感動することすらあります。

料理は人を感動させることができる。
まさに『エンターテイメント』です。これってとても素敵なことだと思います。料理は幸せが生まれるきっかけでもあると思います。

盛りつけは重要視されていない?

ご家庭で料理を作る時、「あの料理が作りたい!」と思ったら、多くの人がネットでレシピ検索をする時代。レシピやレシピサイトは山ほどあって、日々新たな情報やレシピがアップデートされています。

しかし、作り方のお手本は沢山あっても、
『盛りつけ』のお手本
ってなかなか無いですよね。

「見た目なんかより、味が美味しければいいんじゃないの?」って考えもありますが、それでは勿体無いです。

「味も美味しくて、見た目も美味しそう」
どちらも良かったら、なおさら美味しく、楽しく感じますよね!

読者の皆様へ

このマガジンでは、盛りつけの基本、自由な盛りつけの発想方法、TPOに合わせた盛りつけ等、すぐにでも実践できるものばかりだと思います。

『美味しそう!』に盛りつけができて、食べてくれる人が喜んでくれたら、料理を作ることがより楽しみになりますよね。
もっといろいろと挑戦したくなってくると思います!

このマガジンを通して、普段作る料理をより美味しそうに『演出』できるようになってもらいたいと思っています。そして、料理をきっかけにひとつでも多くの幸せが生まれるようにサポートしていきたいと思っています。

アナタの料理を『素敵盛り』にしてみましょう!
次号予告・『著者紹介』

『高校生、アメリカの寿司 & 盛りつけとの出会いと発見』

海外で感じた日本料理の魅力。アメリカ流にアレンジされた新たな日本料理。斬新な盛りつけとの出会いと発見について、レポしちゃいますね。

 盛りつけの基本

🔪 Skill.1 盛りつけとは『おもてなし』

🔪 Skill.1 盛りつけとは『おもてなし』
そもそもなんのために、料理の盛りつけに気を使うのでしょうか?

食べる人への『心遣い』

スバリ!『おもてなし』です!
ですので、とても厳しい事を言いますが、ただ単に「綺麗に盛りつけたーい!」だの、「豪華に見せたい!」だのと、よこしまな気持ちで盛りつけたのでは意味はありません。

そんな盛りつけからは感動は生まれません。人の心は動きません。

じゃあ、どうすれば…?(;´・ω・)アセアセ

少し考え方を変えるだけでいいんです!

家族だろうが、友人だろうが、恋人だろうが、
食べてくれる人を『おもてなし』したい、
『喜んでもらいたい』から、
素敵に盛りつけをしたいわけですよね!

『喜んでもらいたい』

食べてくれる人へのシンプルな気持ちを盛りつけで表現すればいいんです!その『素直な気持ち』を料理に込めればいいだけなんです!

どうすれば喜んでもらえるか!
このことだけを考えればいいだけ。

例えば、食べてくれる人の好きな食材を使う。それだけでも相手のことを考えた『おもてなし』ですよね。

例えば、お箸を使うので食べやすいサイズに食材を揃える。これも『おもてなし』ですよね。

それをお皿に、食べやすく、バランス良く盛りつける。それが『おもてなし』『心遣い』のある素敵な盛りつけなんです。

つまり、
自分がされて嬉しいこと
をすればいいんじゃないかな?

自分がされて嬉しいこと

それってよく考えたら、恋愛でも、友達関係でも同じことですよね(*≧艸≦) 好きな相手のためならできること、というか、やりたいことですよね。相手が喜んだ顔や、驚いた顔、幸せそうな顔を見るとこっちまで顔がニヤっとしちゃいます。心がほころびますよね。

あなたの『おもてなし』が相手に通じれば、幸せを共有できますよね。

相手への『おもてなし』と『心遣い』がある
『素敵盛り』を、あなたの食卓でもさっそく実践してみましょう!

🔪 Skill.2 お皿の『余白』で印象が変わる

🔪 Skill.2 お皿の『余白』で印象が変わる
では実際、どうやったら盛りつけで『おもてなし』を感じてもらえるのでしょうか?

相手にどう食べてもらいたいか、何を感じてほしいか、を意識する。
そのひとつに、お皿の『余白』に気を使うことで、料理の印象が全然変わります。今回は3つご紹介します。早速試してみましょう!
🍴余白を多く
サラダの盛りつけで、お皿の余白を意識してみましょう。まずはお皿の半分くらいを余白にしてみると、上品な印象になります。

器の色味(模様や絵柄等)を楽しんでもらいつつ、料理も引き立たせる、ということを意識した盛りつけです。
🍴余白を少なく
前の画像のサラダとまったく同じ分量ですが、お皿の余白を少なくすることで、サラダにボリュームが出た感じになりましたよね。

料理にボリュームと迫力を出して、食べる人に満足感と期待感を持ってもらいたい、という想いを意識した盛りつけです。
🍴川の流れのように
こんな余白の使い方も面白いかな?と思います。お皿の中心から斜め上下を埋めることで、サラダに『動き』が出たと思いませんか? ちょっとオシャレな感じですよね。

対面の2人でセンターの皿をシェア。右利き想定。『取りやすさ』を意識した盛りつけです。

『盛りつけの基本』ふりかえり

『盛りつけの基本』ふりかえり
食べてくれる人の気持ちになれれば、どうやって『おもてなし』したいかが見えてくると思います。あとは自分も『楽しむこと』ですかね(´・∀・`)ノ

次号予告・『盛りつけの基本』

🔪 Skill.3 ハンバーグの盛りつけ
みんな大好きハンバーグ!カフェ風、アジアン風、いろんなの素敵盛りテクをご紹介します!

 自由な盛りつけ & アレンジレシピ

🕊 Free.1 『旬』を意識する

🕊 Free.1 『旬』を意識する
「自分の思い描くような盛りつけができなーい (`Д´#)ノ ムキー!! 」と、お悩みの方。いらっしゃると思います。

『旬』を意識する
という盛りつけテクニックで、そのお悩みを解決しちゃいましょう。

ちなみに画像は香港の市場です。最近は月1で訪れております。活気があって、いろんな国の人が働いていて、面白い街です。

あっ、チャゥチャゥ!(´・ω・`;)本題に戻りましょう。

まずは『秋』と聞いて思い付く言葉をリストアップしてみましょう!別に料理に関連するものだけでなくてもOKです!

『秋』キーワード
さんま、紅葉、サツマイモ、カボチャ、栗、松茸、七草、ハロウィン…。いろいろと連想しますよね。では、この中で今、心にグッとくるものをひとつ選ぶとしたら…

個人的には『サツマイモ』ですかね。
なんか『ほっくり』な響きだし(●´ω`●)秋らしさも感じますよね。では、さらに『サツマイモ』から連想するものを考えてみましょう!

焼き芋、芋掘り、土、甘い、ホクホクってな感じですかね。

『サツマイモ』+『上記キーワード』を食べる人に感じてもらえる様な盛りつけにしてみましょう!詳しくは次の🕊Free.2で説明しますね。
 

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