🕊 Free.2『肉じゃが』を秋アレンジする
🍳【レシピ】ほっくり秋の幸せ肉じゃが
レシピ 🍳レシピ『ほっくり秋の幸せ肉じゃが』
肉じゃがの概念をぶっ壊す、新しい秋の肉じゃがです。まぁ…じゃがいもをサツマイモに代えただけなんですけどね(ノ∀`;)でも、めちゃウマですよ!
サツマイモのホクホク感と甘味の効いた出汁が、なんだか心をほっこりさせてくれる味になりました。是非、作って頂きたい秋の一品です。
✨盛りつけテーマ✨
ズバリ『秋の芋掘り』!
🕊Free.1『旬』を意識する、でご紹介したテクを使い、旬で秋らしい印象のサツマイモをメインにたっぷり使い、キーワードの『芋掘り、土、甘い、ホクホク』を感じられる盛りつけにしてみました。
✨盛りつけポイント✨
まずはお皿に注目してほしいです!どうですか!たまたまですが『土』っぽい感じの和食器があったので、即これに決定しました(●´ω`●)ゞ
サツマイモは中身より皮の部分を多く見せることで、よりサツマイモ感が出ます。中央部分をこんもりと高さを出すことで豊作の秋を表現しました。
大量のイモを土から掘り出した様子を感じられる、ホクホク甘い『秋じゃが』で、ほっこりした気持ちなって下さい。
材料(2〜3人前)
- 豚バラ肉
- 200g
- サツマイモ
- 1本300g
- カボチャ
- 80g
- 炒め油
- 適量
- ★鰹昆布出汁
- 2カップ
- ★酒
- 大さじ1
- ★みりん
- 大さじ1
- ★砂糖
- 大さじ1
- 醤油
- 大さじ3
作り方
- 1豚バラ肉は一口大に切る。
- 2サツマイモ、カボチャは皮付きのまま、一口大の乱切りにする。
- 3フライパンに炒め油を少量敷き、中火で豚バラ肉を炒める。
- 4豚バラ肉に火が通ったら、サツマイモとカボチャを加え、1分程炒める。
- 5★の調味料を加え、灰汁を取りながら中火で10分煮る。
- 6サツマイモとカボチャに竹串が通るぐらいになったら、弱火にして醤油を加えて、3分煮込んで完成。
コツ・ポイント
完成したらいったん冷まして、再度熱を入れると、出汁の味が具材により染み込みますよ。
残った煮汁は捨てずに、親子丼や卵とじなんかの割り下に使ったり、少し薄めてうどんの汁にしても美味しいですよ。
『自由な盛りつけ』ふりかえり
TPOに合わせた『素敵盛り』アレンジ
今月のテーマ『さんま』
さんまの『目利き』
🍳【レシピ】Dish.1 一人ごはん『丼ひとつで秋を独り占め』
レシピ 🍳レシピ『丼ひとつで秋を独り占め』
これは本当に美味しいです!
試作の時、思わず『ウマっ(」°ロ°)」!!』と叫んでしまいました。
温かいご飯、冷たいとろろ、芳ばしいさんま、濃厚な卵黄、野菜の旨味。いろんな美味しさの秋ハーモニーが口の中で絶妙に奏でてきます。
特にさんまと出汁入りとろろは最高に相性良しです。さんまのこってりとした脂と皮目の芳ばしさが、出汁の旨味、とろろのスルッとした喉越しとぴったりです。
そしてアクセントのディルがとってもいい仕事をしています。魚と相性の良いハーブです。これが全体を大人味にしてくれてますね。
✨盛りつけテーマ✨
今日のごはんは、主菜も副菜もご飯も丼ひとつに全部を入れちゃおーっと。洗い物は少なくね。
✨盛りつけポイント✨
卵黄をセンターにして、その周りにメインのさんまをぐるりと一周盛り。さんまは焦げた皮目を見せるようにすると美味しそう。エノキと南瓜は外側に、土から秋の味覚が芽吹いているイメージで盛る。ディルの緑は卵黄の周りに盛ることで、卵黄の黄色を引き立たせます。
材料(たっぷり1.5人前)
- さんま
- 1尾
- 山芋
- 150g
- 南瓜
- 適量
- えのき
- 適量
- ディル
- 適量
- 卵黄
- 1個
- 白米
- 2膳
- ★鰹昆布出汁
- 大さじ2
- ★醤油
- 小さじ2
- 塩
- 適量
- 酢水
- 水・500ml / 酢・小さじ1
作り方
- 1さんまに残っているウロコとぬめりを包丁等で削ぎ取る。軽く流水で洗い、水気をよく拭き取る。全体に振り塩をしてグリルで焼く。
- 2南瓜は薄切りにして、一口大に切る。えのきも食べやすい大きさにする。軽く塩を振り、グリルで焼く。
- 3山芋の皮を剥き、変色を防ぐため、酢水に5分程漬けておく。
- 4山芋をすりおろし、★の調味料とよく混ぜる。
- 5さんまに軽く焦げ目がついたら、骨から外し、一口大に切っておく。
- 6丼に白米、上にとろろをかけ、真ん中にくぼみを作り、卵黄を落とす。周りにさんまと野菜を盛りつけたら、最後にディルをちらす。
コツ・ポイント
さんまをばらすのが面倒なら、大胆に一尾そのままのせても面白いと思います。
ディルの代わりに紫蘇でもいいけど、ディルの方がオススメです。
自由な盛りつけの発想として、『既存』のものに旬を盛り込むってテクニックがあります。
例えば、
ど定番の『肉じゃが』
具材は豚肉か牛肉にジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、インゲン、ってとこですかね。
しかぁーし!いったいどこの誰が「肉じゃがはジャガイモではなくてはイカン!」と決めましたか?
頭のお堅い固定観念さんとは即、
グッバイしましょう!
個人的には、具材に『肉』と『芋』が入っていれば、肉じゃがだと思います。
時代が変われば、人の味覚も料理も変わる。まずは能書きを垂れず、とりあえず受け入れることで、新しい発見があるものです。
料理は常にアップデートされている
例えば、ラーメンやカレー。今や代表的な日本食、といっても過言ではないですよね。
しかし、どちらも元は外国の料理が日本に伝わり、日本人がそれを受け入れ、自分好みや地域の特性を生かしたアレンジを加えて、『今』の日本独自のラーメンやカレーになっているじゃぁーないですか!
肉じゃがだって同じことです。
なので、先ほどの『旬』で連想した『サツマイモ』をジャガイモの代わりに使い、旬を感じる肉じゃがを作っちゃおうじゃぁーないですか!