2020年3月13日 更新
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夢を叶えるナチュラルフード 11月号

【体内デトックスで痩せる!】ヘルシー中華で「心身欲」を満たし、ナチュラルスリムを叶えませんか?11月号は華やかなイベントを楽しむ年末に向けて、刺激的な味わいで体内を整える中華料理を伝授します♡(3ページ目)

 

コレステロールがなく低脂肪のお肉

コレステロールがなく低脂肪のお肉
高カロリーな中華だからこそ、ぜひ、ご紹介したい食材の1つが、ナチュラルフードでお馴染みの『ソイ・ミート』です。


ソイミートの「ソイ」とは、大豆のことで、ソイミートとは、大豆などの植物性たんぱく質を利用して作る「お肉もどき」食材です。


ソイミートは豆の成分からタンパク質を抽出し、繊維状にしたタンパク質をお肉のように見立てた食品で、ベジタリアンの方や、また健康志向の高まりからヘルシーな食品として、近年は一般的にも脚光を浴びています。


唐揚げなどにぴったりのブロックタイプから、ハンバーグやミートソースなど、使い回し抜群のミンチ(フレーク)タイプや薄切り肉(スライス)タイプなど色々な種類があります。


手に入るほとんどのソイ・ミートは乾燥させて袋詰めされていますので、使用時にお湯などで戻してカンタンに使うことができます。


ソイミートの魅力は、通常のお肉と比較すると
カロリーはお肉の2分の1~4分の1程度
お肉に含まれるコレステロールがなく低脂肪
でも、たんぱく質の量はお肉と変わりません。


さらに、大豆食品なので、食物繊維やミネラルが豊富で、豆イソフラボンも含んでいますので、お肉の感覚を味わいながら、とてもヘルシーに必要な栄養を体内補給することができてしまうのです☆


味覚に繊細な方でも、中華の様な味がしっかりとしたメニューであれば、大豆食品特有のクセを気にせずに美味しくいただけます。


ソイミートを使ったオススメレシピはこちらの2品です。

レシピ:ソイミートの麻婆豆腐

レシピ ソイミートの麻婆豆腐

中国料理の中でも人気の麻婆豆腐ですが、ソイミートを使えば、相棒はお肉じゃなくても満足な仕上がりに。 中華出汁を使って「ソースにしっかりとコク」を出し、お豆腐の柔らかさを壊さない調理手順で、とろみ加減が絶妙な“別次元の麻婆豆腐”が完成します☆ 山椒はお好みでどうぞ♪

材料(2人分)

豆腐
1丁
ソイミート
150g
にんにく
1かけ
しょうが
少々
長ねぎ
1/2本
豆板醤
小さじ1〜2
水溶き葛粉
適量
ごま油
大さじ1
山椒
お好み
☆醤油
大さじ1
☆甜菜糖
大さじ1/2
☆甜麺醤
大さじ1
☆紹興酒(または酒)
大さじ2
☆中華出汁
250cc

作り方

  • 1
    中火にかけたフライパンにごま油をひき、みじん切りにしたにんにく、しょうが、長ねぎを炒めます。
  • 2
    フライパンにソイミートを加え軽く炒めた後、豆板醤をお好みの量を加えて炒めます。
  • 3
    フライパンに☆の調味料を加えてひと煮立ちさせます。
  • 4
    最後に豆腐を加えて少し煮て、水溶き片栗粉でとろみを付け、仕上げにごま油、万能ねぎを入れたら出来上がりです。

コツ・ポイント

ごま油を入れるタイミングは、豆腐を煮込み、水溶き片栗粉を入れた後です。 その後に40秒再加熱し、ごま油は、大さじ1以上入れると、風味がきつくなりますので、入れすぎないことがコツです。 スープを入れたら、かき回さずにじっくり豆腐を煮込み、お豆腐の形が崩れないように気をつけてください。 ※ソイミートはお湯に戻してから調理するタイプや乾燥したまま調理できるタイプなど、各メーカーによって適切な戻し時間などに違いがある場合もありますので、パッケージなども良く読みください。

レシピ:ソイミートの青椒肉絲

レシピ ソイミートの青椒肉絲(チンジャオロース)

チンジャオロースを漢字で書くと「青椒肉絲」。 「青椒」=ピーマンのことで、「肉」=豚肉、 「絲」=細切りの意味になります。 チンジャオロースは、一度具材を油通ししてから調理するという特徴があります。 そのため、どうしても油の吸収率が高まり、高カロリーになりやすいメニューです。 でも、マクロビ中華のソイミート使用なら、ダイエット中でもヘルシーで安心です♡

材料(2人分)

ソイミート(細切りタイプ)
100g
ピーマン
3個
赤パプリカ
1/2
天日塩
少々
☆胡椒
少々
☆酒
適量
☆醤油
適量
☆ごま油
小さじ1
全粒粉
大さじ1.5
菜種油
少々
甜菜糖
大さじ1/2
大さじ2/3
オイスターソース
小さじ1/2
醤油
大さじ1
胡椒
少々
中華スープ
大さじ1
水溶き葛粉
大さじ1

作り方

  • 1
    ボールに下処理をしたソイミートを入れ、塩、酒、醤油、胡椒を入れ、全粒粉を入れて混ぜてから、ごま油を入れてさらに混ぜ合わせます。
  • 2
    器に甜菜糖、酒、オイスターソース、醤油、胡椒、中華スープ、水溶き葛粉をよく混ぜて、合わせダレを作ります。
  • 3
    フライパンに菜種油を入れて馴染ませ、中火でソイミートを入れ、ほぐしながら炒めます。
  • 4
    ソイミートに火が通ったら、赤パプリカ、ピーマンの順で入れて炒めます。
  • 5
    ピーマンがしんなりしてきたら、合わせダレを入れて強火で炒めます。
  • 6
    お皿に盛り付けて完成です。

コツ・ポイント

ソイミートには、しっかりと下味をつけることがポイントです。 味が逃げないようにしっかりと混ぜ合わせておきましょう。 また合わせダレを入れたら、炒めすぎに注意して、強火でサッと絡めるように炒めるのがコツです。 青椒肉絲をダイエット中に食べる場合には赤パプリカがオススメです。 パプリカに含まれる栄養価はピーマンと類似していますが、ビタミンやミネラルのほとんどの種類においてパプリカの方が多く含むため、ダイエットに有効な成分も多く摂取できます。 パプリカにはビタミンCも多く、赤パプリカには脂肪を燃焼させて血液循環を良くし、代謝を上げる効果のあるカプサイシンが含まれています。 ダイエット中は、チンジャオロースにピーマンは必須ですが、赤パプリカも加えるのがオススメです☆

 ヘルシー中華のとろみに秘めた力

ここで、皆さん。

ヘルシー中華のレシピに「葛粉」が、何度も登場していることに、お気づきになった方はいるでしょうか?

じつは、通常の中華で、とろみをつけるために良く使われるのが「片栗粉」ですが、ヘルシー中華レシピでは、片栗粉の代わりに「葛粉」を使います。


葛というと風邪をひいた時に飲む「葛湯」
また、和菓子の「葛餅」でお馴染みですが。


じつは、葛粉は水に溶いて薄く使うと、片栗粉のようにとろみつけとして活用することができる食材です。


もともと葛は「荒れた土地でもどんどん繁殖していく」と言われている、とても生命力のある植物で、葛粉には、様々なフラボノイド類やサポニン類が含まれています。


フラボノイド類とは、高い抗酸化作用(アンチエイジング)の成分。


サポニン類は、植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種で、コレステロールを除去したり、体内で血栓をつくり動脈硬化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制する効果が期待できる成分です。

内臓強化の魔法のパウダー

また
そして、更に、葛粉には、
浄化作用や胃腸を始めとした
内臓強化に繋がる期待効果もあります。



つまり、葛粉は、
葛でエネルギーも補給しつつ
排出力もサポートできるお粉なのです。


また、体を温めてくれる力が強いのも特徴で、葛湯や葛練りをいただくと、カラダがぽかぽかになり、まさに寒さが厳しい冬にはぴったりの食材です☆


イベント食が多くなるこれからの時期は、とにかく消化器をやすませることを意識することも大切ですので、消化の良いエネルギー源を取り入れていくことが大切です。



葛粉には、「粉末タイプ」と「塊タイプ」がありますが、どちらを購入するか迷った時は、どんなものにも溶けやすく、衣としても使える「粉末タイプ」が使いやすくてオススメです。


また、葛粉を購入する際は、
必ず成分表示を確認して、
葛100%のものを選ぶのがポイントです。


良質の葛粉が1つあれば、葛湯、そして、お料理のとろみ、葛餅など葛の和菓子まで幅広くご活用できますよ☆


そこで、葛粉を使った中華アレンジ
簡単な炒め物1品でも満足できる中華レシピもご紹介します♪

 1品で満足♡簡単中華レシピ

レシピ:高野豆腐の酢豚風

レシピ 高野豆腐の酢豚風

お肉の代わりに高野豆腐でヘルシーな酢豚風炒めです☆ 絶対ダマにならない調理法で初心者の方でも美味しく作れる甘酢あんレシピです。

材料(2人前)

高野豆腐
1個
レンコン
40g
ピーマン
1個
赤パプリカ
1/4
人参
40g
全粒粉
適量
菜種油
大さじ1
ごま油
小さじ1
醤油
大さじ1
大さじ1
【甘酢あん】
☆玄米黒酢
大さじ2
☆醤油
大さじ2
☆甜菜糖
大さじ1
☆お酒
大さじ1
☆みりん
小さじ1
☆水
大さじ2
☆葛粉
小さじ1

作り方

  • 1
    高野豆腐は水に戻し、水分をよく絞った後に1口角の大きさに切り、醤油、酒、ごま油をよく馴染ませておきます。
  • 2
    人参は乱切り、レンコンは2センチ幅にスライス、赤パプリカとピーマンは一口大にカットします。
  • 3
    ボースに甘酢あんの材料を全て合わせ、よく混ぜておきます。
  • 4
    下味をつけた①に高野豆腐に全粒粉をまんべんなくまぶします。
  • 5
    中火にかけたフライパンに菜種油を入れて④を全面炒めます。
  • 6
    フライパンに②の具材を足し入れ、軽く火を通した後、甘酢あんの具材(☆)を足し入れます。
  • 7
    中火でとろみが出るまで軽く混ぜながら加熱し、2〜3分でとろみが付きます。
  • 8
    お皿に盛り付けて完成です。

コツ・ポイント

片栗粉の代わりになっているのが葛粉です。 甘酢あんの材料に「あらかじめ」入れておくのでダマになりません。 甘酢あんの具材をフライパンに入れる時は、葛粉が沈んでいるので、工程⑥でフライパンに入れる前にもう一度良く混ぜるのがポイントです。

レシピ:白身魚と長ネギの梅肉ソース炒め

レシピ 白身魚と長ネギの梅肉ソース炒め

消化が良く良質なたんぱくを含み、そして、脂質が少ないヘルシーなお魚が白身魚です。 梅干しソースが全体の味を引きしめてくれるので、全体的にさっぱりと食べられる中華料理の1品です。

材料(2人分)

白身魚(切り身)
2切れ
少々
天日塩
少々
全粒粉
適量
長ネギ
1/2
梅干し(大)1個
春菊
1本
コーン油
大さじ1
葛粉
適量
☆中華だし
150ml
☆醤油
小さじ2
☆酒
小さじ2
☆みりん
小さじ2
☆甜菜糖
小さじ2

作り方

  • 1
    白身魚は酒、天日塩を振り、焼く直前に全粒粉をまぶします。
  • 2
    春菊と長ネギは斜めぶつ切りにします。
  • 3
    梅干しは包丁で叩き、☆を加えて混ぜ合わせます。
  • 4
    フライパンにコーン油を熱し、①を両面焼きます。
  • 5
    フライパンに長ネギと春菊、③を足し入れ、ひと煮立ちさせてから同量の水で溶いた葛粉を加えて、トロミをつければ完成です。

コツ・ポイント

全粒粉はまんべんなくつけて、カリっと焼くのが美味しく仕上げるコツです。 また、日本の伝統食の梅には、酸味成分でもあるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸は、糖質の代謝を促し活性化させる働きがあり、これにより栄養素をエネルギーに変換する働きがスムーズになります。 つまり梅は、疲労回復だけでなく、腰痛や肩こりなどの緩和、老化防止、疲れにくい体づくりにも役立つことが期待できます。

レシピ:油揚げの回鍋肉風

 

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