2017年4月25日 更新
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普段着のイタリアごはん Cucina Del Giorno 第3巻

毎月ミラノからお届けする美味しいイタリアごはん♫簡単&美味しいイタリア料理を作りやすいイラストレシピで毎月お届けいたします! 今年のミラノの冬はとても寒向かったです。みなさまのお住まいのところはいかがですか?
ふわり~イタリア生活のひとこまも!ミラノで暮らしているようにお楽しみください♡(2ページ目)

 
手順⑧
オレンジは横半分に切り、果汁を絞っておく。

絞り器に残った果肉も一緒に使いましょう。
手順⑨
合わせ調味料を作ります。

オレンジ果汁・白ワイン・コンソメをよく混ぜて合わせておきます。
フライパンに1度に注げ、計量にあわてなくて済むので便利です。
手順⑩
赤唐辛子の種を抜きます。

赤唐辛子の上下をキッチンはさみで切り落とし、水に3分ほどつけます。
唐辛子がふやけて割れにくくなります。
水の中で、唐辛子の細い方から太い方へ竹串や爪楊枝で種を突き、下に落とします。
1本を2つに切っておきます。

辛いのがお好きな方は乾いた状態で手で種ごと大きくちぎって使ってください。
手順⑪
豚肉に焼き目をつけます。

フライパンにオリーブオイル・にんにく・赤唐辛子を入れ、香りと旨みがでるまでは弱火でじっくり加熱していきます。

いい香りが立ってきたら、強火にして豚肉の両面にしっかりと焼き目をつけます。

この時に豚肉の中まで完全に火が入らなくてもあとでソースの中で煮詰めるので大丈夫です。
手順⑫
豚肉を取り出します。

両面に焼き目のついた豚肉をバット等に取り出します。

ソースを作っている間に冷めないように密着ラップをしておきましょう。
手順⑬
ソースの具材を炒めます。

豚肉の旨みの残ったフライパンにケーパー・ブラックオリーブ・プチトマトを加え、中火で炒めます。
トマトの皮が少しはじけてくるまで炒めます。
手順⑭
合わせ調味料を加えます。

手順⑨で合わせておいたオレンジ果汁・白ワイン・コンソメを加えます。
ソースの量が半量になるくらいまで煮詰めます。
手順⑮
豚肉を戻し、ソースと合わせます。

手順⑨で取り出しておいた豚肉をフライパンに戻します。

両面を返しながら、中までしっかり温めます。
手順⑯
ソースを煮詰めて完成させます。

豚肉を加熱しながら、ソースが豚肉にからんでとろりとするまで煮詰めます。
最後に火を止めてから、ちぎったバジルの葉を加えひとまぜすれば出来上がりです。

温めておいた器に盛り付け、残りのバジルの葉を飾れば完成です!
美味しく作れましたか?ポークステーキ・ナポレターノ Buon appetito さぁ~召し上がれ!
ポークステーキ・ナポレターノの作り方をマスターしていただけましたででしょうか?
私の料理教室ミラノクラス・東京クラスでもとても人気のレシピです!

豚肉以外は買い置きの材料ですぐに作れるのでとても便利です。
色味が華やかなので、おもてなし料理にもぴったりです♫
唐辛子の辛さはお好みで調整してくださいね。

豚肉に替えてカジキなどのお魚の切り身とも相性のいいソースです。
お魚で作るときは小麦粉を少し多めにまぶすのが美味しく作るポイントです。

 トマトとオレガノのミモザサラダ

Insalata Mimoza con pomodori e Origano トマトとオレガノのミモザサラダ
春を告げる黄色い愛の花「ミモザ」
3月が近づくと街中にミモザの花があふれます。

イタリアでは3月8日は「ミモザの日」です。男性が女性にミモザのお花を贈る習慣があります。贈る相手は恋人はもちろん、マンマ(おかあさん)、ノンナ(おばあちゃん)、友人など女性全てが対象です。

ゆで玉子を裏ごししてミモザの花に見立てた可愛らしいサラダです。
トマトと相性のいいハーブ・オレガノで風味をつけてさわやかに仕上げます。

味がなじんだ方が美味しいので、作り置きサラダにもぴったりなレシピです。
トマトとオレガノのミモザサラダ  イラストレシピ
見ながら作りやすいように手描きのイラストレシピにしました♫

印刷してキッチンに貼って作ってみてくださいね~

レシピ トマトとオレガノのミモザサラダ

イタリアで春を告げる♡愛の花ミモザ。 ゆで玉子を可愛らしいミモザの花に仕立てにします。 真っ赤なトマトとオレガノで作る美しいサラダ! 作り置きサラダにもぴったりな1品です。

材料(4人分)

トマト(大)
2個
※プチトマトの場合
20個
モッツァレラチーズ(大)
1個
※プチモッツアレラチーズの場合
12個
玉子
1個
少々
乾燥オレガノ
小さじ1/2
しょうゆ
大さじ1/2
バルサミコ酢
大さじ1
オリーブオイル
大さじ1
粗挽き黒コショウ
少々
少々

作り方

  • 1
    鍋に沸騰させた湯に酢少々を加え、玉子を入れて12分茹でる。
  • 2
    玉子を冷水にとる。殻にヒビを入れてしばらく置き、粗熱がとれたら水の中で殻をむく。
  • 3
    トマトはヘタを取り、下の部分に軽い十文字の切れ目を入れる。
  • 4
    沸騰した湯にトマトを入れ、1分ほどしたら冷水にとる。
  • 5
    トマトの水気をふき、皮をむく。
  • 6
    モッツァレラチーズは水気をとり、大きいものは一口大に切っておく。
  • 7
    玉子を裏ごし器(またはザル)で裏ごしする。優しく混ぜ、黄味と白味を合わせて均一な黄色にしておく。
  • 8
    ドレッシングを作る。ボールにオレガノ・バルサミコ酢・しょうゆ・粗挽き黒コショウ少々・塩少々を入れ、よく混ぜる。
  • 9
    ここへオリーブオイルを混ぜながら少しづつ加えていく。もったりするまでよく撹拌しておく。
  • 10
    出来上がったドレッシングにトマトを加えひと混ぜする。
  • 11
    器に盛り付け、モッツアレラチーズをのせ、最後にゆで玉子のミモザの花を飾れば出来上がり。

コツ・ポイント

大きなトマトを使う場合は切ったあとに種の部分を小さめなスプーンで除いておきましょう。口当たりがよくなります。 トマトはドレッシングと合わせたらそのまま冷蔵庫で休ませると味がなじんで美味しくなります。 食べる直前にモッツアレラチーズとミモザを飾りましょう。 バルサミコ酢は赤ワインビネガー(白でもOK)や穀物酢でも代用できます。 ハーブのオレガノには殺菌作用や気持ちを落ち着かせ、疲労回復にも効果があると言われています。トマトとの相性はバツグンです。 イタリアではトマトソースやラグーソース(ミートソース)を作るときによく使われています。
手順①
沸騰した湯に酢少々を加え玉子を入れ、12分間茹でます。

酢を入れると殻が割れても中身がでにくくなります。

玉子は使う少し前に冷蔵庫から出しておきましょう。
手順②
玉子の殻をむきます。

茹でた玉子を冷水にとります。

ボールのふちに玉子をあてて、ヒビを多めに入れておきます。
しばらく置いてから、水の中で殻をむきます。

こうすると、殻と玉子本体の間に水が入り、するりとむけやすくなります。
殻をむいた玉子はキッチンペーパーで水気をとっておきます。
 

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