2016年12月26日 更新
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ハッピーになるイタリアン 12月号

旬の食材「カボチャ」を使った料理を中心に、クリスマスやお正月などにも役立つ簡単メニューをたくさんご紹介してます♪また、今回は私のお料理教室でも大変ご好評頂いてる「超簡単パーティーメーニュー」や「おまけ・アレンジメニュー」も掲載してます☆是非お楽しみ下さい!(3ページ目)

 
各ココット皿に、切ったパンを敷いた所です。

出来れば、パンはランダムに縦・横構わずに入れ込むよりも、なるべく横向きになる様に詰めた方が、出来上がりの見た目にも美しくなりますよ(^^)

パンの写真ではパンの耳部分が見えないですがココット皿に詰める時「パンの耳部分を上段に敷いた方が良いです☆

焼き上げた時にパンの耳がイイ感じにカリッとした食感に仕上がります(*^_^*)

また、焼き上げた時に膨れ上がって来るので、縦にパンをココット皿に入れるとはみ出てしまう可能性があるのでご注意を‥!
こちらは、先のカボチャの液を流し込んだもの。

ここから、パンにカボチャ液を十分に吸わせてあげます。

目安は10分程です。

この作業時間が短過ぎると出来上がって食べたに時、パンに水分が行き渡っておらずに、パサパサ感があるプディングになってしまいます・・・(@_@。
今回は食感や見た目も楽しむ為に「クルミ」を上に添えました!!

こちらはお好みで☆

バターは、パンの耳部分の上に乗せてあげた方が、焼き上げた時により一層バターの風味が豊かになり美味しくなります。

ご面倒な方は適当に散りばめて下さいね(^_^;)

また、見た目をより美しく見せる為に最後焼き上げた後、「粉糖」をまぶしてます。

こちらも同様にお好みでどうぞ(*^_^*)

 オリーブオイルについて

エクストラバージンオイルとピュアオリーブオイルについて

創刊号の10月号に、ちょこっと「オリーブオイル」の選び方等記載しましたが、今回はもう少し掘り下げてご説明しますね☆

オリーブオイルは、飲むオイルと呼ばれてる程栄養価が高いんですよ♪

先ずは、オリーブオイルの種類について‥(*^^*)

(オリーブオイルの種類)
・バージンオイル
・オリーブオイル
・精製オリーブオイル

と種別されます。

その中から更に枝分かれして、
①バージンオイル→エクストラバージンオイル
②オリーブオイル→ピュアオイル
③精製オリーブオイル→ポマースオイル

と大まかに3種類区分されます!

皆さん、エクストラバージンオイルやピュアオイルはご存知かと思います(*^^*)
スーパーやデパートなどで売られてますよね!

更に掘り下げて‥それぞれのオイルのご説明を‥☆

【エクストラバージンオイルについて】

このエクストラバージンオイルは、味や香り・酸度が決められた一定以上の基準を満たしたオイルの事を言います。

また、このオイルはオリーブの実のみを使って絞った天然のオイルです!
ですので、飲むオイルと呼ばれてます(*^^*)

(効果について)

エクストラバージンオイルには、「オレイン酸」や「ビタミンE」「ポリフェノール」などが多く含まれてます!

先ず、オレイン酸はダイエット効果や女性には特に嬉しい美肌効果やアンチエイジング効果が有ります(*^^*)

具体的な美肌効果は、「シミ」「シワ」「ニキビ」「たるみ」など。

アンチエイジング効果は、加齢による身体などの錆付きを防いでくれる「抗酸化作用」です。

(使用方法について)

エクストラバージンオイルは、加熱してももちろん大丈夫ですが、他のピュアオイルなどに比べると断然に香りが豊かです。

そして、お値段もピュアオイルなどに比べると断然に高価なので、加熱するのはコスパ的に良くないです。

なので、調理の際に加熱に使うよりも「仕上げ用の調味料の1つ」として生食で使う事をオススメします☆
【ピュアオイルについて】

エクストラバージンオイルと同様に、スーパーなどで見掛けるオイルです。

このピュアオイルは、品質差があるオイルを混ぜてから精製して、風味付けにエクストラバージンオイルを加えたオイルです。

精製してあるので、エクストラバージンオイルに比べると断然に味が安定していてクセが無いのも特徴です。

(酸度について)

ピュアオイルは酸度が1.0と、エクストラバージンオイルに比べると数値が高いです。


(使用方法について)

ピュアオイルは高温に強いので、加熱向きです。

例えば、フリットなどの「揚げ油」、そしてパスタやソテーなどの「加熱調理する時」に使います。

 レシピ・「ミラノ風カツレツ」

レシピ ミラノ風カツレツ

・イタリア料理で最も有名な肉料理の一つです。 ・本来、仔牛肉で作りますが、ご家庭では色々と難しいと思うので今回は厚切りロース肉で作ります☆ ・食べる際は、レモンを絞って召し上がって下さいね^ - ^

材料(4人分)

厚切り豚ロース肉・・・4枚
卵・・・2個
パルミジャーノ・レッジャーノ・・・小2
パン粉・・・80g
オリーブオイル・・・小1+1/3
オリーブオイル(揚げる用)・・・適宜
塩コショウ・・・適宜
カットしたレモン・・・4個

作り方

  • 1
    パン粉はすり鉢で細かく摩り下ろす。卵は菜箸でよく溶き解し混ぜておく。パルミジャーノは摩り下ろす。卵液にパルミジャーノ・オイル・軽く塩を混ぜ入れよく混ぜておく。
  • 2
    肉をまな板に置き筋切りした後、パン粉を肉の両面に軽くまぶしてから肉叩き(麺棒)を使って中心部から外側に向かって5、6ミリの厚さに叩き伸ばす。その後形を綺麗に形成したら、片面に塩コショウする。
  • 3
    ①の卵液に肉全体にまぶし付けてから、パン粉にくぐらせる。形を整えながらパン粉を全面に馴染ませる。
  • 4
    肉の表面になる方に、包丁の背を使って2センチ程の格子状に模様を付ける。
  • 5
    フライパンに多めのオイルを入れて、格子状に模様が付いてる表面を下にして焼く。火は強めの中火にする。
  • 6
    表面に焼き色が付いたらひっくり返し、裏面も色よく焼き上げる。
  • 7
    焼き上がったら、キッチンペーパーで油を切ってから皿に盛る。切ったレモンを添えて完成。

コツ・ポイント

・パン粉は細かく摩り下ろしましょう! ・肉は、今回とんかつ用などの厚切りの豚ロース肉を使用しましたが、「豚肩ロース肉」「牛ヒレ肉」「牛ロース肉」「牛骨付き肉」などを使用しても良いです☆ (上記にも記しましたが、本来は「仔牛の骨付きロース肉」を使用します(^^))

作り方のポイント

すり鉢でパン粉が細かくなる様に擦りましょう☆

必ず「目の細かいパン粉」を使いましょう!!

目が粗いパン粉だと焦げやすくなるし食感も良くない仕上がりになります
先ず最初に、お肉のドリップ(水気)をキッチンペーパーで取ってあげましょう!

このドリップには、肉の臭みが付いてるので拭き取ってあげる事が大事です☆
肉の筋切りをしましょう!

これは、「肉を焼いた時に肉が焼き縮みしない様にする為」です。

脂身と赤身部分を断ち切る様に切り込みを入れてあげます。

ただし、この切り込みを入れる際に大きな切り込みを入れるのは良くありません!!

何故ならば、大きく切れ込みを入れるとそこから肉の旨味が逃げ出してしまうからです。

切れ込みは1センチを目処にしてあげましょう^ - ^

また、切れ込みを入れる時、包丁の刃を肉に刺すイメージで切れ込みます!
筋切りしていく際、切り込みの間隔は2〜3センチ間隔にしましょう!
肉にパン粉を軽くまぶし、肉叩きで5、6ミリの厚さになるまで叩き伸ばしていきます。

もし、肉叩きがお家に無い場合は麺棒や擂り粉木棒で代用して大丈夫です(^ ^)

このパン粉を付けながら肉を叩いていく意味は、「肉と衣が剥がれない様にする為」なので、必ずこの作業をしてあげましょう☆

パン粉によって肉の水分を取らせてあげます。

肉の表面が水分でベタ付くと後々、衣が剥がれ易くなってしまうのでそれの予防策の作業になります^ - ^

また、この作業は肉の片面だけではなく、両面施してあげます。

もし、肉の周囲が薄い部分が有ったり欠けが有る場合は、肉を折り重ねて補修しながらなるべく綺麗な楕円形に成型していきます!
こちらは、卵液に通す所です(^ ^)

最低限の卵液に今回付けているので、少なく見えますが大丈夫です!
 

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