2016年12月26日 更新
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ハッピーになるイタリアン 12月号

旬の食材「カボチャ」を使った料理を中心に、クリスマスやお正月などにも役立つ簡単メニューをたくさんご紹介してます♪また、今回は私のお料理教室でも大変ご好評頂いてる「超簡単パーティーメーニュー」や「おまけ・アレンジメニュー」も掲載してます☆是非お楽しみ下さい!(2ページ目)

 
牛乳・コンソメなどを加えてから煮詰めた所です。

全部水分を飛ばしてしまうと、グラタンを焼き上げて食べる際にジューシーさが無くなってしまうので、ほんのりと水分が残ってるこの位まで煮詰めてあげましょう(^ ^)

また、ナツメグを入れる際「少しだけ多いかな!?」位に入れてあげましょう!
(目安は、ナツメグの瓶を軽く3振り位/一人頭)

最後お味を見た時に、ナツメグの香りがほんのりと感じられる位です。

多過ぎるのはお味がキツクなって、せっかくのグラタンが台無しになるのでNGですが、少し多い位の方が風味付けとなり更に美味しいお味にまとまります。
耐熱皿に入れた所です。

満遍なく敷き詰めてあげましょう♪
先のページのものに、モッツァレラチーズ・パルミジャーノレッジャーノ・パン粉を乗せたものです。

今回は、モッツァレラチーズを乗せましたが、お好みで「溶けるチーズ」などに代用しても良いです。

また、チーズはたっぷりと表面が隠れる位まで掛けて乗せてあげた方が美味しいです^ - ^

 オススメのワイン☆

私のおすすめワイン♪
今号より、お料理にマリアージュする相性が良いワインをご紹介しますね♪

今回は「カボチャのジューシーグラタン」にピッタリなワインを・・・☆

「SPY VALLEY・2014」(ニュージーランド産)

品種:シャルドネ

フルーティーで華やかな香りと味わいが堪らないワインです♪

豊かな果実味と酸味がバランスが良いです。

ほんのりとしたカボチャの甘みにマッチします(^^)

 レシピ・「自然な甘みがギュ~っと詰まったカボチャのポタージュ」

レシピ カボチャのポタージュ

カボチャの自然な甘みを生かしたポタージュです☆ 温かいバージョンでも善し! 冷製バージョンでも美味しいですよ♪ 普段の食卓ではもちろん、パーティーなどにも大変重宝し喜ばれるお品・・・☆

材料(4人分(一人頭:約75ccの出来上がり))

カボチャ・・・160g
玉ねぎ・・・60g
牛乳・・・140g
生クリーム・・・60g
バター・・・20g
カルダモン・・・適宜
シナモン・・・適宜
塩コショウ・・・適宜

作り方

  • 1
    玉ねぎは皮を剥き、微塵切りにする。カボチャはタネとワタをスプーンを使ってくり抜く。その後、既に半等分のカボチャならば4等分位に切り分け、ピーラーで皮を剥く。そこから一口大に切り分けていく。
  • 2
    カボチャをサッと水にくぐらせてから耐熱容器に敷き並べ、ラップをふんわりと掛けて600w・2分半でレンジに掛ける。
  • 3
    フライパンにバターを入れて溶けて来たら、①の玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。その後②のカボチャを加えて木べらで潰しながら炒め、軽く塩コショウする。
  • 4
    ③の粗熱が取れたら、ミキサーに牛乳と一緒に掛けて滑らかになるまで攪拌する。
  • 5
    ④のミキサーに掛けたものを②のフライパンに戻し入れて、生クリームを加え弱火で火に掛ける。軽くフツフツして来たら、塩コショウ・カルダモン・シナモンを軽くを加えて味を整え完成。

コツ・ポイント

・玉ねぎは甘みを引き出す為に、しんなりするまでじっくりと炒める事が大事です☆ ・カボチャも玉ねぎもじっくりと時間を掛けて加熱してあげると、更に甘味・旨みが増します!

作り方のポイント

カボチャのグラタンの時にも記しましたが、じっくりと弱火で焦がさずに炒めてあげる事が大事です!!

そうする事により、後々のポタージュに自然な甘みがプラスされて、より味わい深いお味になります^ - ^
レンチンし終わったカボチャを加えた所です。

レンジで加熱したカボチャを更に加熱して炒めてあげる事により、カボチャからの自然な甘みが更にアップして引き出されます☆
カボチャを木べらで潰しながら炒めてあげます。

後でミキサーにて攪拌するのですが、その際に攪拌し易くなります♪

また、潰してあげる事により、カボチャ全体的に均一に火入りする事が出来ます!

この後、ミキサーで攪拌しますが、攪拌し終わった後にこのフライパンに戻し入れるので洗わずに置いておきましょう。

余計な洗い物が増えずに済みますよ☆
ミキサーで攪拌し終えて、生クリームを加え混ぜている所です。

生クリームを加えて火に掛けると直ぐに沸騰してしまうので、グツグツ煮立たせない様に注意しましょう^ - ^

この後に「カルダモン」「シナモン」を加えてあげますが、シナモンのみでも構いません。

両方有った方がハーブの互いの相乗効果により、一層甘みが増して美味しくなりますがお好みで大丈夫です♪

 おまけレシピ・「カボチャのパンプディング」

レシピ おまけレシピ・カボチャのパンプディング

実は、今期の私のお料理教室では「カボチャ」をテーマに、前菜~メイン料理までカボチャ料理をお伝えして来ました。 お料理以外のスイーツでも、カボチャの自然な甘みを引き出した簡単且つ美味しいものを作りたくて試みたこのレシピ☆ 甘過ぎずに、「上品な甘み・風味」を楽しんで頂ける様なレシピに仕上げてます!

材料(4人分・ココット皿使用)

カボチャ・・・120g
食パン(8枚切り使用)・・・2枚
牛乳・・・180g
生クリーム・・・40g
卵・・・2個(52~60g内)
バニラエッセンス・・・適宜
シナモン・・・少々
カルダモン・・・少々
砂糖・・・25g
はちみつ・・・大1
バター・・・10g
塩・・・適宜
クルミ・・・お好みで
粉糖・・・お好みで

作り方

  • 1
    カボチャを一口大より大きめに切り分けたら、ピーラーで皮を剝き一口大に切る。卵はよく溶き解し混ぜておく。パンは真ん中に16等分に切り分けておく。クルミは5ミリ角位に切っておく。
  • 2
    ①のカボチャをサッと水にくぐらせたら、耐熱皿に重ならない様に並べラップをふんわりと掛ける。レンジで600w2分半掛ける。掛け終わったら、2、3分程ラップを掛けたまま蒸らす。
  • 3
    ②と半量の牛乳をミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌する。滑らかになったら残りの牛乳を入れる。
  • 4
    鍋に③・砂糖・シナモン・カルダモン・はちみつを入れて弱火で砂糖が溶ける状態まで軽く温める。その後バニラエッセンス・①の卵を入れて良く混ぜる。
  • 5
    ボールの上に持ち手つきのザルを乗せ、その上から④の液を流し入れて漉す。ココット皿の内部全面にバターを薄くこすり付ける。残ったバターを12欠片分切り分けておく。
  • 6
    ⑤のココット皿に①のパンを1段当たり4個ずつ詰め、2段に重ねる。その上から静かに⑤のカボチャ液を流し入れる。3か所に散らして⑤のバターを乗せ、クルミを上部真ん中に乗せる。
  • 7
    180℃に予熱しておいたオーブンに入れ15分焼き、その後ココット皿の位置を変えて更に同じ温度で15分焼き上げる。表面に焼き色が付いたら取り出し、粉糖を薄く振って完成。

コツ・ポイント

・6枚切りのパンでも良いですが、カボチャを使ったパンプディングなので腹持ちが良い為、8枚切りのパンで十分かと思います☆ ・カボチャの量をレシピ以上に多く入れると、かなりモッタリとしたヘビー感が出るのでご注意を!! ・お味はほんのりと甘みのあるお味に仕上げてます。甘みを少し抑えたい方は、ハチミツの量を「大1」→「大1/2」に変更してみて下さい。 ・お砂糖は、コクのある「三温糖」を使用してます。 もし、スッキリとした甘みが良い方は「グラニュー糖」をオススメします。 ・レシピ③の部分で一気に牛乳をミキサーに加えないのは、水分量が多いとカボチャがちゃんと滑らかになりにくくなる可能性があるから。 なので、ちゃんと滑らかになってから残り半量の牛乳を加えてあげましょう!

付り方のポイント

こちらはレンチンしたカボチャ・牛乳・生クリーム・塩・砂糖・カルダモン・シナモン・バニラエッセンスを加えたものです。

焦がさない様に、そしてフツフツと煮立たせない様気を付けて下さいね☆
 

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