今月号のイタリアンレシピはこちらです!
レシピ 胡麻ジェノベーゼソースのニョッキ
イタリア全土で食べられているバジルの葉を使ったジェノベーゼソース。このソースに栄養たっぷりの胡麻を加え香りのいいソースを作ります。胡麻もイタリアでよく使われている食材です。
ご自宅で簡単に失敗なく、やわらかな美味しいニョッキが作れるようになるレシピです。
茹でたて熱々のニョッキとすり立て胡麻の香り高い1皿です。
材料(4人分)
- 【ジェノベーゼソース】
- 炒り胡麻
- 大さじ2
- バジルの葉
- 25枚
- 塩
- 小さじ1/4
- にんにく
- 1かけ
- パルミジャーノ粉チーズ
- 小さじ2
- エキストラバージンオリーブオイル
- 大さじ8
- 【ニョッキ】
- 強力粉
- 100g
- 卵黄
- 1個
- じゃがいも
- 3個(皮をむいて300~350gくらい)
- 牛乳
- 大さじ2くらい
- 塩
- 小さじ1/4
- 打ち粉(強力粉)
- 適量
作り方
- 1ジェノベーゼソースを作る。
- 2炒り胡麻をすり鉢で香りが立つまでよくする。
- 3にんにくは皮と芯を除き、耐熱容器に入れラップをし、600Wの電子レンジで30~40秒加熱しておく。
- 4深めの容器に①のすり胡麻・塩・加熱したにんにく・バジルの葉を入れブレンダーを撹拌させすりつぶす。
- 5エキストラバージンオリーブオイルを4回に分けて加え、その都度、撹拌させる。
- 6最後にパルミジャーノ粉チーズを加え撹拌させたらジェノベーゼソースの完成。
- 7ニョッキを作る。
- 8じゃがいもはピーラーで皮をむき、1個のじゃがいもを6~8個に切る。
- 9じゃがいもを耐熱容器に入れ、ラップをし、600Wの電子レンジで10~15分加熱する。
- 10やわらかくなったら、マッシャーまたはすりこ木などでなめらかになるまでつぶす。
- 11ここに強力粉・卵黄・塩を加え、ざっと混ぜる。
- 12柔らかさの様子をみながら、牛乳をすこしづつ加える。
- 13台に打ち粉をしてニョッキ生地を置き、軽くこねていく。目指すは耳たぶの柔らかさ!
- 14ニョッキ生地を4等分し、それぞれを直径3cmくらいの棒状に伸ばす。
- 15これを1~1.5cmに切る。
- 16切ったものを1づつ優しく丸めなおし、フォークの背で軽くおさえる。
- 17鍋に多めの湯を沸かし、塩1つまみを加えたら、ニョッキを入れ、浮き上がってくるまで茹でる。
- 18ザルニニョッキをあける。湯を捨てた暑い鍋の中で湯切りしたニョッキと胡麻ジェノベーゼソースを合えれば出来上がり!盛り付けの仕上げにお好みでバジルの葉・パルミジャーノ粉チーズをかけたら完成!
コツ・ポイント
◆じゃがいものニョッキはじゃがいもにより茹でてつぶしたときに柔らかさが違います。加減をしながら牛乳を加えて、耳たぶくらいの柔らかさにしてください。
◆成形したニョッキは乾きやすいです。茹でるまでに時間があるようでしたら、ラップをかけ、乾燥しないようにしましょう。
ニョッキのアレンジレシピはこの2つです
ミラノ暮らしのレシピ ふわり~イタリア生活
どうやってカフェの注文をするの?@ミラノ
お店によってもシステムが違うことが多く、日本のように説明もないので(笑)、私も最初はどうやって頼んでいいのか困りました。
カフェは大別すると2つのタイプがあります。
♡最初からテーブルに座って注文もテーブルで。サービスもしてくれるカフェ。こちらは Caffè のお値段もまちまちで高くなることもあります。
♡カウンターで注文するセルフサービス式の気軽なカフェ。Caffè1杯がだいたい€1、Cappuccino1杯€1.5 平均でとても気軽です。イタリアでは法律でカウンターで飲むカフェは最低の人間の楽しみなので値段を上げてはいけない、と決まっているらしいんですよ。人間味のある法律ですね(笑)。
さて、後者の気軽なカフェへ出かけてみましょう~~
カフェで注文をしてみましょう~(^^♪
まずレジを目指します!
ここで注文をして支払ってから、コーヒーカウンターへレシートを持っていく、というところが多いんです。
イタリア語での注文は 数+頼みたいものの名前 だけで通じます。
○○をください!と同じような意味になるので大丈夫です。
1=uno(ウーノ) 2=due(ドゥ―エ) 3=tre(トゥレ)
Caffè が1つなら uno caffè、2つはdue caffè、3つならtre caffèでとても簡単です。
macchiatoは単数で、2個以上は複数のmacchiati 、cappuccinoも単数で2個以上はcappuccini に変わるだけです♫
カウンターでcaffe'と一緒にパン類も頼みましょう~
ニョッキのレシピはお楽しみいただけましたか?
著者プロフィール
ミラノお料理教室 K`s kitchen Milano 主宰
入交(いりまじり)けいこ
子供の頃から大の♥お料理好き!
女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業
女子美術短期大学専攻科宣伝計画コーズ卒業
株式会社 虎屋にてグラフィックデザイナーとして勤務する。
その後、横浜本牧の自宅にて子供工作教室を主宰。10年間、子供達に工作やお菓子作りを教える。
料理好きが高じて、ABC Cooking Studioにて料理授業の講師となり勤務。その後、子供向け料理教室abc-kidsの店長となる。
南イタリア・ナポリ家庭料理研究家パンツエッタ貴久子氏の料理教室 La Tavola di Tataラターボラディタータにてアシスタントとして勤務する。
イタリアのオリーブオイル輸入会社 Cancemi Corporationカンチェーミコーポレーションのデリ部門 OLIVOオリーヴォにてイタリアンデリの調理を担当する。
2012年 東京豊洲の自宅にて 【野菜&雑穀ソムリエの小さなお料理教室 K`s kitchen】を主宰し独立する。
2014年 ニューヨーク・マンハッタンの自宅にて料理教室 【K`s kitchen Lexington】、ほぼ同時にイタリア・ミラノの自宅にて料理教室 【K`s kitchen Brera Milano】をオープンさせる。
3か国を行き来しながら、日々、ヘルシーで独創的な料理を開発している。
現在はミラノの自宅を本拠に 【K`s kitchen Milano】を主宰している、ニューヨークや東京でも不定期にレッスンを行っている。
HP&blog. http://amblo.jp/keiko-kitchen/
問い合わせ先 info.k.s.kitchen@gmail.com (日本語&英語) info.milano.k.s.kitchen@gmail.com (イタリア語)
【奥付き】
ミイルマガジン
Cucina Del Giorno 普段着のイタリアごはん 【第7号】
2017年(平成29年)6月28日 電子書籍発行
著 者 入交けいこ
©2017 Keiko Irimagiri
発行者 ミイル株式会社 代表取締役 高階 匡史
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