2016年12月26日 更新

Y'sおしゃれな食育 12月号

前回は離乳食の『ゴックン期(初期)』の食事について書きました。今月号は、段階を一つアップさせた『モグモグ期(中期)』の食事について書いていきたいと思います。『ゴックン期(初期)』のペースト状の食事に慣れてきて、もう少し固形状のものでも食べられそうかな?と感じたら、次の段階へ進みましょう。その目安としては、“食べ物を飲み込んでいないか”というところです。最初はミルクから栄養を摂っていた赤ちゃんがしっかり食事から栄養を摂れるようになるための過程で、とっても大事な食事。それが離乳食です。栄養面だけではなく、自分でしっかり食べられるようになること、噛む力を育てること、食べることを楽しいと思うようになることもこの【離乳食】という過程で学ぶことになるでしょう。それほど、この段階は重要なものなのです。

 モグモグ期とは

モグモグ期とは
前回は離乳食の『ゴックン期(初期)』の食事について書きました。

今月号は、段階を一つアップさせた『モグモグ期(中期)』の食事について書いていきたいと思います。『ゴックン期(初期)』のペースト状の食事に慣れてきて、もう少し固形状のものでも食べられそうかな?と感じたら、次の段階へ進みましょう。その目安としては、“食べ物を飲み込んでいないか”というところです。最初はペースト状の食事でも、一生懸命“ゴックン”していた赤ちゃん。

ですが成長とともに“ゴックン”が上手になり、ただの飲み物になっていきます。飲み込んでばかりの食事が続くと、もう既に備わっている“噛む力”を鍛えることができずに顎の弱い子どもになっていってしまいます。

赤ちゃんの成長とともに食事の段階を変えてあげることはとても重要なのです。または、食事の段階を上げるこどで成長につながるパターンもあります。赤ちゃんのサインを見逃さずに、成長に適した、おいしい離乳食を食べていってもらいましょうね。

では、どんなものが『モグモグ期(中期)』の食事なのかを一緒に見ていきましょう。

 モグモグ期(中期)の食事について

モグモグ期は、食事の回数や量、種類なども変わってきます。

○モグモグ期(中期)

目安・・・7.8か月
食事回数・・・1日2食
食事の形状・・・舌で潰せる程度(豆腐くらい)
味付け・・・出汁程度
ミルクの量・・・飲みたいだけ飲ませてあげる

ゴックン期とは大きく変わってきましたね。出汁を使えるようになりましたし、食事の回数も増えました。どんどん、新しいことが増えてきます。赤ちゃんも、食べるのが楽しみになってきているはずです!
では、どのような食事になっていったのか、細かく見ていきましょう。
一回当たりの目安量
全粥  50~80g  
野菜・果物  20~30g  
魚  10~15g  又は肉  10~15g  又は豆腐  30~40g  又は卵   卵黄1~全卵1/3  又は乳製品   50~70g

モグモグ期では、ゴックン期ではまだあげていなかったたんぱく質が食べられるようになります。
ですが、心配なのはアレルギーです。一度にたくさんあげてしまうとアレルギー反応を起こしてしまう可能性があるので、少しずつ上げて様子を見ていきましょう。

順番的には
①豆腐(飲み込みやすい絹ごし豆腐がベスト)
②たら、カレイなどの白身魚
③ささみや鶏の胸肉なと脂肪分の少ない部位
④卵、乳製品  です。

卵や乳製品は、アレルギー反応が起こりやすいので、無理にあげる必要はありません。心配であればまだあげなくても問題はありません。
使用する食材と量について
ではモグモグ期のごはんを作ってみましょう。
使う材料の目安はこのくらいです。ではモグモグ期のごはんを作ってみましょう。お米以外の材料は、左から人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ほうれんそう、絹ごし豆腐。使う材料の目安はこのくらいです。

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