2020年3月12日 更新
7 45,620 view

【玄米徹底解説レシピ】ダイエットにも効く!フードクリエイターおすすめの炊き方からレシピ7選まで

玄米ってこんなに美味しく食べられるの?!玄米の生命力パワーで毎日ココロとカラダがイキイキ!こちらではNatural Food Creatorが伝授する玄米の選びかた、玄米の食べかた、「美味しい玄米レシピ7選」をお届けしています。

 
目次
⑴ 玄米の生命力パワーが凄い!
⑵ 玄米のダイエット効果
⑶ 玄米の選びかた
  Point1. 発芽する生命力がある玄米を選ぶ
  Point2. 自然農法の無農薬玄米を選ぶ
  Point3. 籾殻を取り除いてある玄米を選ぶ
⑷ 玄米は発芽させて食べる
⑸ 発芽玄米のつくりかた
⑹ 発芽玄米の保存方法
⑺ 玄米を食べる時の注意点
⑻ 玄米の炊き方とコツ
 ・玄米は水分量と火加減がコツ
 ・玄米を圧力鍋でもっちり柔らかく仕上げる方法
 ・玄米を美味しく仕上げる最大のポイント
⑼ オススメ玄米レシピ
レシピ1: 玄米3種まるむすび
レシピ2: 干し椎茸のうま煮のせ玄米ご飯(牛丼風味)
レシピ3: 根野菜の玄米リゾット
レシピ4: 照り焼き玄米ハンバーグ
レシピ5: 小松菜の玄米チャーハン
レシピ6: 雑穀納豆の玄米雑炊
レシピ7: お豆腐とパプリカの玄米雑炊

 玄米の生命力パワーが凄い!

玄米は生きているお米
私達は毎日、エネルギーを食べ、体内でそのエネルギーを発動させることによって、肉体をより快適に動かすことができています。


よく食べ物をとりいれることを「摂取エルギー」という分かりやすい表現を使いますが、毎日イキイキとした「食べ物=エネルギー」をとりいれることで、ココロとカラダも毎日イキイキと輝かせることができます。


お野菜が新鮮な方が良いと言われているように、玄米のように「生命力」が高いお米には栄養が豊富に含まれているのです☆


そこで、今回は健康長寿食とも言われている「生きているお米」でもある、優秀な食材「玄米」について徹底解説、選びかたや食べかた、「オススメ厳選玄米レシピ7選」までを皆さんにご紹介したいと思います。

 玄米のダイエット効果

玄米ダイエットは、基本的に『主食である白米の代わりに玄米を食べる』とてもシンプルなダイエット法です。

食べる量を減らさずに、白米を「玄米」に変えることで、不足のない栄養を養い「健康的に痩せやすい体質」を作っていけるため、「体質改善」を望んでいる方には魅力的なダイエット法です。

ダイエットはしたいけど運動が苦手な方や食べることが好きでダイエット中でも満足できるご飯を食べたい方、無理なダイエットで今まで失敗をした経験がある方などに特に向いているダイエット法だと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
食べ物には、
脂肪がつきやすい食べ物と
つきにくい食べ物があります
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

その基準を分かりやすく表現したものが「血糖指数」と呼ばれている炭水化物を食べた後の血糖値が上がる速さを表す『GI値』です。

人体は食事することで血糖値が上昇すると、インシュリンと呼ばれる成分を分泌するのですが、このインシュリンには、脂肪を体内で作り出す働きがあるとされています。

血糖値の上昇が急激であればあるほど、血糖値を正常に戻すためにインシュリンがたくさん分泌されて脂肪を蓄えやすくしてしまうということなのです。

玄米ダイエットの魅力は、高GIの白米から「低GIの玄米」の変えることで、血糖値の安定をはかり、良く噛む必要がある「玄米」で充分な満腹感を得て、栄養豊富なダイエットだからこそ、同時に美容健康効果の促進も望めます。

 玄米の選びかた

玄米の選びかたのポイント
玄米は農薬が蓄積しやすい「糠」が残っていることから、白米に比べて農薬の残留率が高いと言われているお米です。

玄米の農薬が残留しやすい部分は「もみ」の部分ですが、もみは生産者サイドで「もみすり」を実施し取り除いて出荷されるのが一般的ですので、次に考えられるのは「玄米皮」です。

いわゆるヌカと呼ばれる部分で、この部分にはどうしても、残留農薬が残りやすくなります。

そこで、玄米を美味しくより安全に食べるために、玄米を選ぶ時のポイントをしっかりと押さえておきましょう。


【 玄米選びのポイント 】

Point1. 発芽する生命力がある玄米を選ぶ
Point2. 自然農法の無農薬玄米を選ぶ
Point3. 籾殻を取り除いてあるお米を選ぶ

Point1. 発芽する生命力がある玄米を選ぶ

日本のお米の多くはお米用の乾燥機の灯油バーナーで熱風を当てながら乾燥させるため、生命力の弱いお米になりがちです。

その理由は、精製して「白米」として食べることを前提としているためです。

本物の生きた玄米の選びかたは「発芽させるための生命力」を守るために、バーナーの熱風は使わず、通風だけでじっくりゆっくりと「自然乾燥」で仕上げているものを選ぶことが理想的です。

Point2. 自然農法の無農薬玄米を選ぶ

科学肥料を一切使用せず、有機肥料と微生物のチカラで育てた「自然農法」の玄米がオススメです。

ホタル、メダカ、タニシ、ドジョウなどの微生物の生息しやすい環境を最優先した健全な田んぼで育てた玄米は、安心安全で本来の旨味や滋養成分がたっぷり含まれた栄養満点の玄米です。

Point3. 籾殻を取り除いてある玄米を選ぶ

お米屋さんで売っている玄米には、籾殻が沢山入っている場合があります。

玄米を食べる時には、この籾殻を丁寧に取り、洗米する必要があります。

ですので、あらかじめ「籾殻」や小石、虫などから被害を受けているお米、色食している米粒などは、あらかじめしっかりと取り除いてあるものを購入するのが便利です。

あらかじめ籾殻を取り除いてあるお米は、洗米の際に無洗米のようにキレイなため、2〜3度水で洗い流すだけで十分です。

 玄米は発芽させて食べる

発芽玄米の栄養価は最大
玄米を水に浸しておくと玄米の「胚芽」が成長し「発芽」します。

そして、玄米から発芽玄米に成長することで、やはり栄養もぐぐっとアップします。

これは玄米が成長しようとエネルギーを使っている証拠であり、その結果、様々な栄養素も増えるといわれているのです。

普通の玄米の栄養と比較してみると、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、ビタミンB1の量が大幅に増えてます。

また、発芽玄米のひときわ光る栄養素が、GABA(ギャバ)と呼ばれるもので、正式名称はガンマ-アミノ酪酸といい、アミノ酸の一種です。

脳内の血流を活発にして、脳細胞の代謝機能を高める効果が期待できます。

このGABAは、脳の安定薬としての効果も期待できると言われており、さらには血圧を下げ、中性脂肪を減らしてくれる効果も期待されています。


ただ、玄米に含まれるアブシジン酸は、生体細胞内のミトコンドリアを損傷する可能性があるという指摘もあります。


ミトコンドリアとは、エネルギー代謝に関わる大変重要な細胞部分で、ミトコンドリアが悪影響を受けると、エネルギーを作り出せなくなり、低体温、体内酵素の働きが鈍くなるという可能性もあるとされています。


このアブシジン酸は、発芽に必要な成分で「発芽をさせることで、毒性はなくなる」と言われておりますので、個人的に玄米は発芽させて食べることをオススメしています。

また、残留農薬を取り除くためにも、長時間水に浸した発芽玄米は安心です。

玄米を水に浸し、発芽させる一番の魅力は、玄米の「栄養価を最大に引き上げること」でもあり、発芽させることで玄米のパワーをもっと引き出し、同時に毒性を消すことができますので、玄米は発芽させることがベストです。

 発芽玄米のつくりかた

 

この記事のキュレーター

「手料理:雑炊・お粥・リゾット」のおすすめ記事

「手料理:雑炊・お粥・リゾット」の人気記事ランキング

もっと見る

この記事のキーワード