2017年4月24日 更新
0 4,586 view

Kei's #ときめき lab 創刊号 ~初心者がマスターしたい料理の基本

男性は家庭料理がとにかく大好き!結婚する相手には料理が美味しい奥さんでいてほしいものです。
最近では花嫁修行って言葉すら分からないで外食ばかりに頼ってしまう、そんな現状も多いですよね!
結婚してから料理を学ぶじゃ遅いし料理が苦手が原因で二人の仲も危うくなる前にしっかりした基本を僕が伝授します。(2ページ目)

 

 料理初心者入門 2 ・・・ 『茹でる』の基本

レッスン2: ボイルグリーンサラダ
ミル子: k e i先生〜!次は「茹で方」ですか!
お水湧かしてドボーンじゃダメですか?

k e i 先生: ドボーンじゃダメ!笑
ただ茹でればいいってものではないんだよ!
茹で方を間違えると、味も違うし綺麗な緑色が出なくて、ビタミンもなくなってしまうんだ。

レッスン2で作るのは、セレブ達もおやつとして食べてる、ビタミンたっぷりのグリーンサラダ。せっかくの栄養素を損なわない、上手な茹で方を伝授します!

ミル子:セレブがブロッコリー食べてるのは知ってました!私も真似して綺麗になりたい〜! k e i先生お願いします!

 ◇ 美容効果抜群!ボイルグリーンサラダ

美容効果抜群な食材達
k e i 先生: グリーンサラダの栄養分には、ビタミンA,E,K,B1,B2,B6が含まれて、どれも美容効果抜群な食材達、夏野菜をメインに茹でるだけの簡単料理なので是非作ってみよう。

ミル子: 同じ緑の野菜でも食感が色々あって食べ応えもありますよね。上手に茹でれるようになったら、日常的に食べたいかも・・

k e i 先生: 先ずは下準備から。
アスパラは1cmほどを切り除きピーラーで下5cmほどの皮を剥きましょう。
なぜかというと、アスパラは下5〜6cm程の皮が厚くそのままで調理すると食べた時に皮が口の中に残るからなんだ。

ミル子: なるほど〜!メモメモ。教えてもらわないと知らないことばっかり!
k e i 先生:スナップえんどうは、両端のスジを剥くように下に引っ張ると取れるよ。必ず取らないと食べた時に口触りが悪くなるので気をつけてね。

ミル子: これは楽しい作業♬
k e i 先生:オクラは茎を取り除きガク部分をゆっくりと丁寧に取り除きます。
これもまた、ガク部分を残したままだと食べた時に口触りが悪くなるんだ。

ミル子 : 色んな食感があるからこそ、ひとつひとつの食材の口触り大事ですね…やってみると、すごく発見があります!
k e i 先生:そして、【塩もみは必ず】やってね。塩もみすることで周りについてる毛を取り除くことができ、茹でた時に色も綺麗にでるんだ。

ミル子 : オクラの塩もみ初です!こんなに丁寧に料理するなんて、なんか上級者になった気分・・

k e i 先生:ミル子ちゃんその調子!さて、食材も切れたので茹でましょう!
k e i 先生:とっ、その前にときめき科学ポイント!
ミル子 : 待ってました〜!ときめき科学ポイント!

k e i 先生: さて、「茹でる」ときは水の量と塩の量に注意してね。【水の量に対して塩1%】と覚えてね!


これは野菜に
・下味をつけること
・色素成分で嬉しい効果いっぱいの栄養素である『クロロフィル』を安定させる目的があるんだ!

よくレシピで大量の水に塩を少々入れるという表記があるけど、塩が少なすぎてもいけないし、多すぎてもダメ。繰り返すね。【水の量に対して塩1%】今回は水2.5ℓに対して塩25gを入れるよ。

ミル子 : 初心者は目分量じゃなく、とにかく計る!これ鉄則ですね!
ミル子 : 先生茹であがりました〜!えっと、水、水〜と

k e i 先生: ミル子ちゃんストップ!ここでもときめき科学ポイント!
よく野菜を茹でたら水又は氷水にさらす方がいるよね。これは間違いではないんだけど、基本葉物類だけをさらすようにしましょう。(ほうれん草や小松菜、チンゲンサイなど)

今回の緑の野菜は、根菜系や豆科野菜類系になるので、水にさらすとせっかくの緑色が綺麗に出なくなるのと、ビタミンも水で溶かしてしまうので茹でたら即バットにあげて冷蔵庫に入れます。

そうすることでクロロフィル色素が冷蔵庫の冷却作用によって茹でたての状態を保ってくれるんだよ。

ミル子 : 同じ緑の野菜でも、扱い方が違う訳ですね・・・!この知識、さっそく誰かに話したいな〜!

わぁ、綺麗な緑になりました〜!

k e i 先生: そういい感じ!
〜おさらい〜
・アスパラはピーラーで下5cmほどの皮を剥く、【オクラは塩もみ】、スナップえんどうは、両端のスジをキレイに剥いて口触りまで気を配ろう!

・【茹でるときの水の量と塩の量は、水の量に対して塩1%】

・根菜系や豆科野菜類系の緑の野菜は、茹で終わったら水にさらさず、即バットにあげて冷蔵庫で冷やす

レシピ 【レシピ】ときめきボイルグリーンサラダ

セレブも食べている?!ボイルグリーンサラダ。栄養分にはビタミンA,E,K,B1,B2,B6と、どれも美容効果抜群な夏野菜をメインに茹でるだけの簡単料理!

材料(2人前)

材料
ブロッコリー
適宜
スナックえんどう
適宜
アスパラ
適宜
インゲン
適宜
オクラ
適宜
2.5ℓ
25g

作り方

  • 1
    ブロッコリーは1つずつ切り小房にする。スナックえんどうは両端のスジを取り除く。アスパラは下1cmを取り除きピーラーで下から5cmほどから皮を剥く。インゲンはそのままでオクラは茎とガクを取り除き塩でよく擦り込む。
  • 2
    手鍋にお湯を沸かし塩を入れ1を別々に茹でる、このとき湯で時間は30秒〜50秒程度取り出して触れてみて軽く柔らかくなった程度。
  • 3
    2を取り出してバットに並べ冷蔵庫で冷やし切ったらそれぞれ食べやすい大きさに切る。

コツ・ポイント

セレブも美容の為に食べているボイルグリーンサラダ。みんなも大事なお肌の為に今日から『茹でる』の基本を守って野菜好きとなってもらえたら幸いです!

 料理初心者入門 3 ・・・ 『焼く』の基本

レッスン3:ビーフステーキ
ミル子: 茹での次は「焼き」ですね!
わあぁ〜ステーキ美味しそうです〜!!!

k e i 先生: そう!レッスン3は、牛肉の代表料理!ビーフステーキを美味しく焼くポイントだよ!ミル子ちゃんは、ステーキ焼いた事あるかな?

ミル子: お店みたいなステーキをお家で食べたい〜!と思って焼いたことあります。でも家でステーキ焼くと毎回なんか固くて、なんかお店のと違う〜ってなっちゃうんです・・・

k e i 先生: そうなんだ。肉の味がしっかりと伝わるステーキが食べたい!あのお店のあの焼き方をお家で食べたい!その為にわざわざ高いお金を払って買ってきたけど…何か違う~なんてこと一度はあるよね。
ビーフステーキは焼くのが難しい!ミディアムレアって何?って、そんな貴女達の為に!レッスン3では、スーパーに売ってる安いステーキ肉でも簡単に適度な焼き加減を再現できる方法をときめき科学ポイントとあわせて教えちゃいます!

ミル子:今回のレッスンは、お財布にも優しいんですね!さっそくお願いします!

 ◇ 家庭でも本格的なステーキを焼いてみよう

必ず室温に戻してから
k e i 先生: 肉を焼く時の基本として肉は、【必ず室温に戻してから調理する】こと。
これは牛肉の旨味成分であるグルタミン酸とイノシン酸を活かす為に冷たいままだと旨味成分が出てこないからです。

ミル子:ふむふむ。1人のときだと、つい出し忘れて冷たいまま調理したくなるけど、美味しさが変わるんですねっ!それはもったいない!!お肉を買ったときに自然と室温にもどすのがクセになるようにしなければ。。。

k e i 先生: それと【塩の量は肉に対して0.8%〜1%濃度がベスト!】この塩分濃度が人間の舌が自然と美味いと感じる濃度だから。
今回は肉250gだったので2.5gにするよ。

ミル子:あ、初心者はまず計る!また基本がでてきました!
にしても聞いてると、料理ってあらためて科学的ですよね・・・