2016年12月9日 更新

これだけ覚えれば大丈夫!海外旅行の食事の英会話。レストランでの必須英会話初級編。

英語が苦手な人でもこれだけ覚えていればなんとかなります。海外(英語圏)のレストランで使う英会話のサンプルです。観光地にある比較的カジュアルなレストランでの入店時や注文時、支払いのときの会話です。(1ページ目)

 入店時(行列が無い場合)

席を構えるレストランの場合、絶対に
How many? (何名様ですか?)と聞かれます。「メニー?」とだけしか聞こえないことがほとんどです。

指を広げながら、笑顔で(←大事)2とか3とか4とかの数字を英語で言うだけで構いません。ローカルの人も長文は言いません。言ったとしても 3 people くらいです。「4」や「4 people」 だけで「4人です」という意味合いは十分に入っていますので、どうぞ気楽に。

Reservation?って聞かれたら「予約していますか?」という意味なので、予約していない場合はNo.と答えればOK。Reservationという単語は後半の「ヴェイシュン?」とだけしか聞こえないことが多いです。

 入店時(行列がある場合)

せっかくの海外旅行。ならば行列ができるような人気店に行く計画を立てることもあるでしょう。多くの人気店の特徴としては、エントランスの扉を入ってすぐのところにポディアム(演台)のようなところでドンドン入ってくるお客さんの受付対応をする人がいます。他のスタッフと違う服装をしていることも多いのですぐに分かるはずです。

日本のように、各自が紙に名前を書くというお店はあまり見かけません。多くは、その人に名前と人数を伝えます。名前はラストネーム(つまり苗字)、人数はそのまま伝えます。

例:代表者 鈴木花子(Hanako Suzuki)さんで4名の団体の場合、
Suzuki for 4 と言えば伝わります。4人の場合、後半の発音が フォーフォーという、やや滑稽な感じに聞こえますが絶対に伝わります。
日本人慣れしていないお店の場合は、その受付の人は絶対にスペルを書けないので Suzuki for 4. と言った直後に、「スペリング エス ユー ズィー ユー ケィ アイ」と伝えてあげても結構ですし、予約時の名前なんてぶっちゃけ何でも良いので、英語圏の人が聞き取りやすそうな(書き取りやすそうな)ものに変えてしまっても良いです。私自身の名字(Last Name)は英語圏の人には絶対難しいものなので語尾を少し変えて伝えることもあります。

待ちに待った呼ばれる時!その時は「Suzuki for 4?」と呼ばれます(特に、カジュアルなレストランの場合)。苗字呼び捨て??とドキっとすることがあるかもしれませんが、そういうものですので。

 待ち時間が気になる時

How many people in front of us? (私たちの前に何人くらいいます?)や
How long wait?(どのくらい待ちますか?)
と言えば伝わります。

もちろん数字で回答が来ますから、その数字を聞き逃さないようにしてください。文法的に、最初のほうに数字が来ますので質問した直後から耳を凝らしてくださいね。
人気店なら30分くらいなら待てますよね?でも1時間(1 hour/an hour=アワとかアナワと聞こえるはず)という答えで、時間が無くて他のお店に行くのなら
Sorry, I have no time to wait. Thank you. もしくは
Sorry, I have no time. Thank you.
と言いましょう。ソーリーとノータイムが言えれば伝わります。最後に笑顔でサンキューを添えられれば素敵ですね。

もちろん、待つのなら、せっかく質問に答えてくれたのですから意思表示をすべく
OK, I will wait. (アイル ウェイ)と答えましょう。

 席に着いたら

多くのお店は「担当の人」が一人つきます。席に座っていきなり誰かを呼ぶのではなく、ワンテンポ待ちましょう。絶対に担当の人が来ますので。
以降も、誰でも彼でもへ手を上げてエクスギューズミーって呼びまくるのではなく、最初に来てくれた人にできるだけオーダーやお願いをするようにしましょう。

担当の人は、あなたのことをアジア系アメリカ人だと思っているかも知れません。つまり、英語が下手な人だと思っていないかも知れません。なので最初は、相当早口でこういう風に語ってきます。
Hi, How are you? I’m ●●. ・・・(ナントカカントカ)・・・What would you like to drink?

ビジネスや友人間ならまだしも、レストランでの「ハウアーユー」にはいちいち答えなくても良いでしょう。でも、ハウアーユーだけ聞かれることもあります。そのときは中学校英語の「Fine, thank you. And you?」は絶対に避けてください。もうこのフレーズは古典の世界です。私はGood.とかGreat.をよく使います。もう少し丁寧に言うならば「I feel good, but I’m hungry now.」・・・調子いいけどお腹が空きました ですかね。

 最初は、飲み物(ゲッチューに戸惑うな!)

Drink という単語が出たらそれは飲み物を聞かれていること。
What would you like to drink? という聞かれ方が王道なのでしょうが、カジュアルなレストランだと Can I get you something to drink? と聞かれることが多いような気がします。ゲッチュー と聞かれたら注文を聞かれていると思ってください。
無料のお水を頼むことも恥ずかしがらずに!ローカルの人でも無料のお水を頼んでいる人は結構います(カジュアルなお店の場合)。
Just water, please. で通じます。

 ID(アイディー)

アルコールの注文をする際、5〜10店舗中1店舗くらいの割合で身分証明書の提示を求められることがあります。
May I see your ID? と聞かれます。早口だと後半は「スィーヨーリディー?」と聞こえます。ID=身分証明書 というようにパッと思い浮かばないことがありますが、誕生年が西暦で記載しているもの、つまりパスポート(のコピー)を見せれば大丈夫です。

 その他、便利なフレーズ集

「もうちょっと考えさせてください」は
"few more munites." (もちろん笑顔で)

「一番人気のメニューは何ですか?」
いろんな言い方がありますが、これで通じます。一番覚えやすいですよね?
"What is your No.1 meal here?" (もちろん笑顔で)

「注文お願いします」は"order"という単語がしっかり伝わればOK。
"Can you take my order?"
"May I order now?"あたりですかね。

 「ありますか?」は「have」でいいんです。

ここのローカル(現地)のビールはありますか?は
"Do you have any local beers?"
でいいんです。
メニューを開いたまま聞きましょう。そうすると、メニューを指差してくれます。そうしたら、指差して注文しやすいですよね。

 「ください」も「have」でいいんです。

I'll take ◯◯.やorderという単語を使うのも良いですが、
I'll have もしくはMay I have と言い始めてメニューを指さすだけで通じます。
May I have は、別にCan I haveでも大丈夫です。ネイティブの人にとってのニュアンスの違いはあれど、観光客は、気にしない気にしない。

 魔法の言葉、「this one」

メニューを指差しながら、this one(ディスワン)、this one、this one、で通じます。英語がそこそこ話せる私でも、この注文方法を多用します。

 どんどん使おう、「that one」

日本と違って、料理の写真が無いメニューがほとんどだと思います。隣のテーブルの人が食べているものを食べたいけどそれがどれか分からない。。「隣の人が食べているあの魚料理は、このメニューのどれですか?」みたいな英語は難しいので、もう、食べたいのなら直感に任せて「あれと同じものをください」
May I have the same as that one? (笑顔で、そっと隣のテーブルを指差しながら)
the same (ザ・セイム)が「同じもの」という意味です。
隣のテーブルの人に聞かれると恥ずかしいかも知れませんが、でも、真似された逆の立場だったら嬉しいですよね?どんどん使いましょう!

 頻繁に聞かれるフレーズ

オーダー時:
Anything eles?「注文は他には無いですか?」

食事中:
How’s everything? 「どうですか?」
→OKやall rightはやや否定寄りなニュアンスなのでGreat!やWe love it!みたいに言いましょう!

Another one?(おかわりは?同じものをもう一つ持ってきましょうか?の意味)
Refill?(おかわりは?無料のおかわりで使われることが多い)

Done with this?(このお皿は食べ終わったのなら下げてもいい?)
Finish?(このお皿は食べ終わったのなら下げてもいい?)

 トラブル

もし、注文したものが来ない場合は
My order hasn't come yet.

もし、注文したものと違うものが来た場合は
This is not what I ordered. (←この発音は難しいですよ!)

でもせっかくの海外旅行。万一トラブルの際も、「笑顔」で店員さんに言える心の余裕があると良いですね!

 会計

ペンでサインをする仕草をしながら「check, please」で通じます。

アメリカを想定するとしたらほとんどのレストランでクレジットカードが使えると思いますが念のため確認する場合は
Can I pay by credit card? と言いましょう。発音は、ク「レ」ディッ カー です。日本語のクレ「ジ」ットの「ジ」の発音をすると通じないかもしれません。Dの音ですので。

checkが来たら、いろんな欄があるので下記は絶対に覚えておいてください。
"Subtotal" (注文した飲食代だけの金額の小計です)
"Tax" (税のことです)

"Gratuity" (要は、チップです)もしくは
"Tip" (要は、チップです)もしくは
"Service Charge" (チップを指すこともありますが予め入力されていることもあります)
・・・この3つはお店によって使う単語が異なります。意外とTipという単語を使うお店は少ないです。

"Total" 「税もチップもぜーんぶ含めた、つまり支払う総額」

ほとんどのお店は、"Gratuity"もしくは"Tip"の箇所が空欄です。クレジットカードで支払う場合はそこに"Subtotal"(食事代)の◯%分(アメリカの場合15%〜20%)を自分で書き、そして"Total"を自分で計算して書きます。Service Chargeとして予め入力されているようなお店は、自分での計算は不要ですし、さらに追加でチップを含める必要はありません。

準備ができたら、伝票入れのはしっこにクレジットカードをはさんで、ちょこっとはみ出させて見せておけば、「このお客さんは支払い準備OKなんだな」という意思が伝わるので席に来てくれます。

良いご旅行を!!
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