おせちの意味と種類を知っておこう!
年に一度のお正月。おせちを食べる機会もこの時だけなので、意外とそれぞれのおせちの種類の意味を知らなかったりすることも。おせちを全種類手作りするのは大変なので、買ってくるご家庭も多いかもしれません。
ですが、せっかくならおせちの種類から何かひとつでも手作りして家族に喜んでもらうお正月もいいかも!お料理初心者さんでも作りやすいおせちの種類もあるので、おせち作りの参考にしてみて下さい♪
手作りおせちの定番①お煮しめ
お煮しめの意味は「家庭円満」。色々な食材を使うので下ごしらえは少々大変ですが、味の染みたお野菜などの食材は絶品♪お重いっぱいに作って食卓に出したらとても華やかになること間違いなしのおせちの種類のひとつです。
手作りおせちの定番②伊達巻
伊達巻の意味は「文化の発展や学問や習い事などの成就」です。家庭で作れば甘さの調節もできて、具材を加えて色々な種類の伊達巻を味わうこともできますね。甘い伊達巻はおせちの種類の中でも一番好き!というお子様も多いのではないでしょうか。
手作りおせちの定番③田作り
田作りの意味は「五穀豊穣」です。かりっとした食感が楽しく、あまじょっぱい味付けもクセになるおせちの種類。甘さ付けはメープルシロップやはちみつなどでアレンジしててみるのもおすすめです。
調理法も簡単なので、色々あるおせちの種類の中でも、お料理初心者さんや時間ないけれどなにか一品でも手作りしたいという方にもおすすめです。
手作りおせちの定番④紅白なます
紅白なますはお祝いの水引きを表現したもので、紅白にはおめでたいという意味もあります。ハレの日のおせちには欠かせない意味を持っているおせちの種類のひとつですね。
必要な材料も多くないので、お料理初心者さんにも気軽に作れて簡単にお祝いムードを食卓に演出できるおせちの種類です。
手作りおせちの定番⑤栗きんとん
栗きんとんには「商売繁盛や豊かな暮らしを願う」という意味があります。金色に輝く財宝にたとえられており、くちなしの実でしっかりと鮮やかな黄色(黄金色?!)を出してあげたいですね。余ったらスイーツにしたりとアレンジもできるのもポイントのおせちの種類です。
手作りおせちの定番⑥黒豆
黒豆の意味は「丈夫で健康にまめに働ける」。働き盛りの家族には食べてもらいたいおせちの種類ですよね。おせちの意味もわかると、その意味に合わせて作りたいおせちの種類も見えてくるかも!?
手作りおせちの定番⑦海老のうま煮
海老のうま煮は「腰が曲がるほどに長生きを願う」という意味があります。存分に腰が曲がった海老を食べたいところ!海老は見た目が紅白色でおめでたい雰囲気もあり、うま煮の作り方も意外と簡単なのでこちらもお料理初心者さんにもおすすめのおせちの種類です。
手作りおせちの定番⑧お雑煮
お雑煮は神様にお供えした食べ物をお下がりとして頂くというのが始まりといわれているそう。お雑煮は地域や家庭によって入れる材料や味付けが大きくことなり色々種類があるので、それぞれの地域のお雑煮を見ているだけでも楽しいですよね。みなさんのご家庭のお雑煮はどのような味ですか?
色々な種類のおせちの手作りも楽しんで♪
今回ご紹介したおせちの種類で全てではありませんが、作ってみたいと思えるおせちはありましたか?おせちは一度作ってしまえば2~3日、ものによっては3~4日保存ができるものがほとんどなので、数日に分けて食べられる&数日に分けて作れるのも知っておきたいポイント。
たとえば今回ご紹介した8種類のおせちを全てを一日で作ろうと思うと大変ですが、保存できる期間と食べきる期間を考えて年末の数日間に1日2~3種作ったり、お煮しめなど時間のかかるものは1日かけて作ったりとスケジュールを立てると色々なおせちの種類を手作りすることも楽しめます。
年に一度のお正月。何かひとつでもおせち料理を手作りできたら、その年の一年の手作り料理が美味しくなるという願いになるかも!?みなさんもお気に入りのおせちの種類を見つけて是非手作りしてみて下さいね。